酷暑の中、体調を崩す人が後をたたない。 名古屋大学・内田良准教授がYahoo!ニュース個人で昨日公開した記事によれば、都道府県別の公立小中学校エアコン設置率には、東京都の99.9%や香川県の97.7%に対し、愛媛県は5.7%と格差が大きいという。内田准教授は、エアコン設置が進まないのは財政負担が大きいから、とした上で、教育環境の公平性が保たれない問題を指摘する。 内田良「小中のエアコン設置 いまだ半数 暑くても設置率1割未満の自治体も 莫大な予算が課題」(2018年7月17日公開、Yahoo!ニュース個人) 筆者は東京都在住である。小学生の子ども2人が通う公立小学校の教室にはエアコンがあり、暑い日でも勉強には支障がない。学習環境は自分が子どもの頃より良くなってきたと、考えていたが、公立学校でも地域による差が大きいことに驚いた。 この暑さの中、エアコンがない学校では、どうしているのか。千葉県
