積雪は1.5〜2mはほしい。笹などに覆われているスキー場のような斜面や、雪面から木の枝が出ていないなだらかな尾根が理想的です。樹林帯の中では木の枝が積雪の中に隠れている場合も多く、ノコギリで切っていると作業がしにくく完成までに結構時間がかかります。 また、大量の新雪が積もっているより、しまり雪の方が雪洞も安定するし作成が早い。ただし、作業はきつくなります。 雪洞設置場所の選定としては、以下について考慮する必要があります。 @ 積雪は十分か A 積雪の中に木の枝などなさそうか B 上部の雪庇に崩落の恐れはないか C 雪崩発生の恐れがある斜面ではないか D 雪崩の通り道ではないか E 作成中や生活中に崩れ落ちないか F 除雪の投棄に楽か G 入り口が風上に向いていないか H 天井の上が登山者の通路にならないか I 出入口から滑落の恐れはないか など。 このような条件