太陽熱温水器メーカー「朝日ソーラー」(大分市)が訪問販売で違法な勧誘を行っていたとして、消費者庁は25日、特定商取引法に基づき、改善を指示したと発表した。 同庁によると、同社は2009年以降、顧客の自宅を訪問した際、客が契約を断っているにもかかわらず、3~4時間にわたってしつこく勧誘したり、午前0時過ぎまで勧誘を続けたりしていた。特商法は訪問販売で迷惑な勧誘行為を禁じている。 同社は1998年にも同様の迷惑勧誘を相次いで行っていたとして、当時の通商産業省から業務停止命令を受けている。09年度以後、同庁などに寄せられた同社についての苦情は350件に上っている。