2018年3月5日のブックマーク (1件)

  • クラスサイズと学業成績および情緒的・行動的問題の因果関係

    クラスサイズ(学級の人数)が学業成績および情緒的・行動的問題に及ぼす影響について,要因の交絡とデータの階層性という2つの方法論的問題に対処した上で検証した。第1に,学年ごとの人数によってのみクラスサイズが決定されている学校を調査対象とする自然実験デザインにより,学校の裁量に起因する要因の交絡や逆方向の影響の発生を防いだ。第2に,マルチレベルモデルの一種である交差分類(cross-classified)モデルを用いて,データの特殊な階層性を適切にモデル化した。第3に,学校内中心化によって学校間変動を除外することで,クラスサイズの純粋な学校内効果を検証するとともに,学校規模との交絡を回避した。9回の縦断調査で得られた小学4年生から中学3年生のデータ(11,702名,のべ45,694名,1,308クラス)に基づく分析の結果,クラスサイズの拡大は,(a)学業成績を低下させること,(b)教師からのサ

    yuri_donovic
    yuri_donovic 2018/03/05
    小中学校の分析。学級規模↑→学業成績↓・教師の支援↓・友人の支援と向社会性↓・抑鬱↑と。年齢層が高く、大人数講義+演習で、学級的まとまりが弱い私大社会科学系学部ではどうなるかな。