異常な回転が起きて機体が大きく壊れ、ことし4月に運用を断念した天体観測衛星「ひとみ」について、問題を検証していた文部科学省の小委員会は、人為的なミスが重なったことに加え、JAXA=宇宙航空研究開発機構の開発体制にも問題があったとする見解をまとめました。 この問題について検証していた文部科学省の小委員会は、8日、見解をまとめました。 この中では、まず、異常な回転が起きたことについて、プログラムの誤りと衛星に送った信号の誤りという、2つの人為的なミスが重なったことが原因だったと指摘しています。そのうえで、こうしたミスの背景には、本来は複数で行うべきプログラムの開発を1人の責任者に任せていたほか、本来は文書を交わすべきJAXAとメーカーとの役割分担を、口頭でのあいまいなやり取りで済ませていたというJAXAの開発体制そのものに問題があったと指摘しています。 JAXAでは、今回の検証結果をもとに研究
暑い夏にはクーラーがあると助かる。だが、日中の最高気温が45度にもなるバングラデシュでは、70%の家に電気が引かれていない。そこで発明されたのが、電気の要らないクーラー「エコクーラー(Eco-Cooler)」だ。これなら電気代がかからないだけでなく、適当な板とペットボトルだけで作れるので、とても安上がり。ペットボトルを切って差し込むだけ作り方は簡単。板にドリルでたくさん穴を開け、そこに、ペットボトルの首部分を切って差し込むだけ。これを窓に取り付ければエコクーラーの設置完了だ。 実際に温度が5度下がる信じられない話だが、これを窓に取り付けると、室内の温度が少なくとも5度下がる。外が30度の時に室内は25度になるとのことだ。その理由は?エコクーラーには、熱い食べ物を冷ます時に口をすぼめてフーフーやるのと同じ原理が使われている。口を大きく開けたまま、自分の手にハーッと息を吹きかけると、熱く感じる
東京・東村山市の市立中学校が少なくとも2年余りにわたって「保健」の授業を行っていなかったことが分かりました。文部科学省は極めて問題だとして東京都教育委員会に対し、原因究明と未履修の生徒への対応を急ぐよう指示しました。 国の学習指導要領では「保健体育」のうち、「保健」分野は中学3年間で48コマ程度授業を行うよう定められています。しかしNHKがこの中学校などに取材したところ、少なくとも平成26年度から今月にかけて2年余りの間、保健の授業を行っていなかったことが分かりました。 学校などによりますと、保健体育を担当する教員のうち1人は「年に1、2回授業をした記憶がある」と話していますが、ほかの教員は「全く行っていなかった」と話し、中には「10年にわたって全く保健を教えていない」と話している教員もいるということです。 保健の時間は体育の実技に充てていたということで、東村山第三中学校は「過去に学校が荒
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