橋下氏 “政界引退” 功罪と今後は 12月18日 20時30分 大阪市の橋下徹市長は12月18日、1期4年の任期満了に伴い市長を退任。 記者会見では、「持てる力を全部出し切ったし、これ以上は無理だ」と述べ、これまで表明しているとおり、政界を引退する考えを改めて示しました。 タレント弁護士から大阪府知事と大阪市長を歴任し、国政政党も立ち上げた橋下氏のおよそ8年間は、日本の政治に何をもたらしたのか、そして、橋下氏の今後はどうなりそうなのか、橋下氏が大阪府知事選挙に立候補した当初から取材を続けた政治部の石川康良記者が解説します。 “橋下劇場” 橋下徹氏の政治手法を巡っては、「橋下劇場」などといったことばが使われることがあります。橋下氏の政治は、政策面などでさまざまな対立軸を設けたうえで、過激な物言いで相手にイエスかノーかを迫る手法が特徴です。対立する相手は、大阪府や大阪市の職員であったり、教