児童特集4日目は自閉症児の脳波による脳内活動を、症状と相関させようとするジュネーブ大学からの論文でeLifeにオンライン掲載されている(DOI: https://doi.org/10.7554/eLife.31670:これもフリーアクセスの論文でぜひ読んでみてほしい)。タイトルは「Early alterations of social brain networks in young children with autism(自閉症と診断された幼児の社会性の脳回路に早期から見られる変化)」だ。 自閉症スペクトラム(ASD)が主に発生時と発達時期の脳回路の形成の異常として発生することはほぼ間違いのない事実と考えられるようになっている。原因として複雑な遺伝子変化の組み合わせによる遺伝的要因が大きいが、母体が晒されている低栄養、アルコール、感染、発熱、炎症、そして神経刺激物質(治療薬を含むあらゆる
「きちんとしたいけど、できていない」と家事が重荷になっていませんか? 頑張りすぎて笑顔が消えてしまっては本末転倒です。上手な「手抜き術」を実践している人にコツを聞きました。 神奈川県藤沢市の山田綾子さん(40)は、夫と子ども3人の5人家族。夫は仕事で帰りが遅い。母は他界して頼れる実家もなく、家事は一手に引き受けてきた。長男(10)が生まれた頃は育児やおかずの作り置き、収納術などのハウツー本を買い集め、「ちゃんとしなきゃ」と家事も育児も全力で取り組んでいた。 しかし、長女(8)が生まれてから家事に手が回らなくなった。睡眠は3時間半の日が続き、座れるのはトイレかお風呂だけ。鏡を見たら怖い顔をしている自分がいた。「もう限界だ」と感じた。 思い切って「家事をいかにしてやめるか」と考えを切り替えた。毎日みそ汁を作ることや毎朝メニューを変えることをやめた。洗濯の回数を減らすために脱衣所や台所、トイレに
警察庁は8日、虐待の疑いがあるとして、全国の警察が2017年に児童相談所へ通告した18歳未満の子どもは6万5431人(前年比20.7%増)だったと発表した。統計を取り始めた04年以降、13年連続で増えた。生命への危険などを理由に警察が緊急に保護した子どもは3838人(同9%増)で、過去最多だった。 警察庁は16年4月に通達を出すなどして全国の警察に積極的な対応を促している。担当者は通告が増加している要因について「虐待対策の取り組みが強化されたほか、社会的関心の高まりもあり警察への通報が増えたため」と分析している。 通告の内訳は「心理的虐待」が4万6439人で全体の7割を超えた。このうち3万85人は、子どもの前で家族に暴力をふるう「面前ドメスティックバイオレンス(DV)」だった。このほか「身体的虐待」1万2343人▽食事を与えないなどの「ネグレクト(育児怠慢・拒否)」6398人▽「性的虐待」
東京都目黒区のアパートの一室で船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が死亡した事件で、香川県に住んでいた当時、結愛ちゃんは周囲にこう話していた。 絵を描くことが大好きで、かけっこも速かった結愛ちゃん。両親は「モデル体形にしたい」と話し、野菜中心で食事制限をしていたという。結愛ちゃんは、隠れて菓子を食べて父親の船戸雄大容疑者(33)(傷害容疑で逮捕)に殴られたと周囲に話したこともあった。幼稚園関係者は「常におなかをすかせ、給食をあっという間に平らげていた。その様子はいじらしいほどだった」と話す。 昨年7月に2回目の一時保護が解除された際、児相関係者が「児童養護施設と自宅とどちらが好き?」と尋ねると、「施設」と答えたという。 幼稚園の関係者は「クラスメートが重い荷物を持っていると手を貸す優しい子だった。私たちが出来ることがもっとあったのではないか」と言葉を詰まらせた。
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