兵庫県の斎藤元彦知事らを内部告発した県の元西播磨県民局長の男性(60)が死亡した問題をめぐり、斎藤知事は16日、定例記者会見で「(県民から)多くの負託を受けており、より良い県政を目指していきたい」と述べ、改めて続投する意向を示した。14日に神戸市内で開かれた自民党県連大会で、斎藤知事の辞職を事実上求める声が上がっていた。 自民党は前回知事選で初当選した斎藤知事を推薦した。だが、元県民局長の死亡や片山安孝副知事の辞職表明などを受け、県連会長の末松信介参院議員は14日の県連大会で「知事には大きな、正しい決断をしていただきたい」と発言。事実上の辞職要求にあたり、県議会最大会派の自民を中心とした「知事離れ」の加速が浮き彫りになっている。 一方、これまで斎藤知事は、県職員労働組合(組合員数約4千人)から事実上の辞職要求を受けた10日、片山副知事が辞職届を提出した12日ともに、「いい県政づくりを進めて
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