10月14日、厚生労働省は「エチゾラム」という物質を含むお薬を「向精神薬」に指定しました。乱用や依存の危険があるので、慎重に管理・使用すべき薬としたのです。 エチゾラムとは聞きなれない単語ですが、この物質を含む医薬品である「デパス」の名前は聞いたことがある人がいるかもしれません。 不安や不眠、さらには腰痛などの症状を和らげるため、いま多くの患者さんに処方されている薬だからです。 ウィキペディア「エチゾラム」よりところがこのお薬、以前から、いわゆる「依存症」を引き起こすリスクが高いことが指摘されていました。 「処方された薬」で依存症になるたとえば覚せい剤や有機溶剤(シンナーなど)を乱用することで、精神に問題を生じてしまうことがあるのは良く知られています。 しかし病院など医療機関で処方された薬によって、同じような問題が起きてしまうことは、それほど知られていないかもしれません。 この図は、薬物に