榊一郎先生との対談の最後は、先生の執筆活動の話がテーマ。先生の驚くべき創作旺盛ぶりとこだわりが明らかに。 ●頭と指の動きにパソコンが追いついていかない!? ゆう お話は変わりますが、先生はどのようなペースで作品をお書きになっていらっしゃるのですか? 榊 作品によって書けるペースが違うので、一概には言えないのですが、短編でだいたい1~3日ですね。ちなみに短編というのは原稿用紙に換算して40~80枚になります。一方、長編と言われるものは250~450枚くらいで、『まじしゃんず・あかでみい』は、早いほうですが、2~3週間くらい。ひと月はかからない感じかな。私はこの業界では早いほうみたいで、ほかの作家さんは、だいたいひと月半~2ヵ月かかっているみたいですね。 ゆう すごい! 先生は、すごい速度であります。 榊 早いのには単純に理由がいくつかあって、とにかく私はけっこう”いらち”(せっかち)なんです
長らくお待たせしてしまってすみませんでしたー。お待ちかねの榊一郎先生との対談3回目をお届けします。今回のお話は、原作者と声優との微妙な距離感について。それぞれ思わぬところで遠慮があるようで……。 ●「声優さんの技術力は本当にすごい!」 ゆう それにしても、今日は先生とお会いできるということで、ものすごく緊張したんですよ。先生はシンクラヴィアさんのお父さんでもありお母さんでもあるわけですから……。 榊 彼女の両親に挨拶にいく彼氏の心境ですか(笑)? ゆう そうかもしれません。しかも、番組はすでに放送されているわけですし(※)。シンクラヴィアさんをお嫁さんに貰っている身でありながら、挨拶ひとつないということで、先生は怒っていらっしゃらないのかなと。結婚のあとのご挨拶みたいな形になってしまってごめんなさい! 榊 いえいえ。“ゆうのお部屋”に呼んでもらって私もうれしいです。物書きといっても声優さん
明けましておめでとうございますー(ちょっと遅ればせですが……)。今年も“ゆうのお部屋”をよろしくお願いします! 2009年1回目のこのコーナーは、2008年年末からスタートした榊一郎先生との対談の第2回。これぞ対談のおもしろさということで、思わずお互いのペット話で盛り上がった前回ですが、今回からはいよいよ本題(?)に突入。ふたりが出会うきっかけになった『まかでみ・WAっしょい!』をテーマにトークが展開されます。 ●アニメ化されてシンクラヴィアがいちばんかわいくなった ゆう 今回『まかでみ・WAっしょい!』ではシンクラヴィアという役を演じさせていただいているのですが、本当に感謝しております。 榊 これは対談があるから、ということでおためごかしに言うのではなくて、アニメになっていちばんかわいらしくなったのはシンクラヴィアだと思いますよ。 ゆう 先生、ありがとうございます!! 榊 対談のまえから
人気声優の小林ゆうさんが、会いたい人に会いに行く連載コーナー。第3回目となる今回のゲストは榊一郎先生。『ストレイト・ジャケット』シリーズや『まじしゃんず・あかでみい』シリーズでおなじみの作家さんです。小林ゆうさんが、『まじしゃんず・あかでみい』をアニメ化した『まかでみ・WAっしょい!』で、シンクラヴィア役を演じているご縁で、今回の対談と相成ったのでした。榊先生とは初対面という小林ゆうさんですが、はてさてどんなトークがくり広げられますか。 榊一郎。ライトノベル作家。第九回富士見ファンタジア長編小説大賞準入選。『ドラゴンズ・ウィル』にてデビューを果たす。以降『スクラップド・プリンセス』や『ストレイト・ジャケット』(以上、富士見ファンタジア文庫)、『まじしゃんず・あかでみい』(ファミ通文庫)、『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンシリーズ』などの人気シリーズを生み出し、多くの作品がアニメ化されている
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