JR東日本は15日、特急「成田エクスプレス16号」(成田空港発、池袋・大船行き)で車掌が居眠りをし、14日午後0時15分ごろ、東京駅で扉を開けるのが約30秒遅れた、と発表した。 同社によると、車掌は千葉駅を通過後、東京駅に着くまでの記憶がなく、東京駅で交代の車掌に声をかけられて気づいたと話している。約20分間、居眠りをしていた可能性があるという。定刻で東京駅を出発、他の運行には影響はなかった。車掌は9日、動悸(どうき)が激しかったため、救急車を呼び、病院で検査をしていたという。
JRや地下鉄の駅構内にあった売店がコンビニエンスストアに姿を変えている。JR東日本管内ではコンビニ型店舗に模様替えする一方、他社では大手コンビニに取って代わられつつある。ベテラン女性店員が瞬時にお釣りを計算するスゴ技も今は絶滅寸前だ。なぜ売店が姿を消すのか。女性ニーズの増加や非正社員化が背景にあるが、一抹の寂しさを訴える声も上がる。 旧国鉄時代から続く「キヨスク」はコンビニへの置き換えが進む。JR東日本管内の駅売店を運営するJR東日本リテールネット(東京)によると、今年3月末現在、売店336店に対し、コンビニ型店舗「ニューデイズ」は506店。ホーム上の狭いスペースに設置されるスタンド型の売店に対し、コンビニ型店舗では広めのスペースに充実した商品が揃う。 平成13年当時、計約1300カ所あった販売拠点は駅前の大手コンビニに客を奪われ、約15年間で計約800店舗に減少。同社は同年から売店のコン
しなの鉄道(長野県上田市)は、7月に運行開始2周年を迎える観光列車「ろくもん」で、北信濃地域などをめぐる「クルーズトレイン」を運行する。宿泊をセットした運行は初めて。鉄道の日本三大車窓の一つに数えられるJR篠ノ井線の姨捨駅まで乗り入れ、夜景と食事を楽しんでもらうコース設定にしたのが最大のセールスポイントだ。同社は「『ろくもん』による回遊型観光による新たなブランド構築を図りたい」と期待をかける。 (長野支局 太田浩信) 自然と文化に恵まれた長野県軽井沢町から、善光寺のおひざ元・長野市までを休日中心に走行する「ろくもん」は、平成26年7月に運行を開始した。水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)デザインによる車内は、県産木材をふんだんに用い、快適でぬくもりのあるラウンジ風の空間になっている。 全国各地で運行されるイベント列車ブームもあり、テレビ番組で全国に紹介されることもしばしばで、「おかげさまで
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
道南いさりび鉄道(函館市)が函館―木古内駅間で28日から隔週の土曜日に運行する観光列車「ながまれ海峡号」のモニター試乗会が、14日に行われた。 同号は函館を午後に出発し、夕方に木古内をたって函館に戻る約4時間の行程。行きでは函館の洋菓子店が作ったスイーツ「函館海鮮スイーツ丼」が、戻りでは道の駅「みそぎの郷 きこない」にあるイタリア料理店が地元産食材を生かして作ったタイとヒラメのテリーヌなどが提供された。 函館湾越しの函館山や、講談師による箱館戦争にまつわる歴史挿話も紹介され、函館市公式観光情報サイト「はこぶら」の安立真由美編集長は「途中、貨物列車を含むいろんな列車とすれ違うなど車内も車外も楽しめた」と話した。
グランシップトレインフェスタ(県文化財団など主催)が14日、静岡市駿河区のグランシップで始まった。 全国の愛好グループが自慢の鉄道模型を持ち込み、合わせて約5千両を走らせる日本最大規模のイベント。ミニSLの体験乗車や県内駅弁の販売、工作コーナーなどもあり、多くの家族連れや鉄道愛好者らでにぎわった。 大ホールに設けた線路のジオラマでは、愛好家が全国各地の電車のミニチュア模型を走らせた。県内グループの「静岡HOクラブ」は昨年8月の「北斗星」廃止で国内から姿を消したブルートレインを記憶に残そうと、会員所有の歴代モデル約40両を展示。代表の河村正幸さん(59)=藤枝市=は「みんなで懐かしい思い出を共有したい」と話した。 会場では新型新幹線の模型を段ボールで作る企画もあり、ファンの人気を集めた。イベントは15日まで。 逆さ富士映る田へ早苗 御殿場で青年神職ら (2016/5/15 07:55)
国土交通省北陸信越運輸局が、携帯電話利用者の膨大な位置情報「ビッグデータ」を活用して昨年3月の北陸新幹線の延伸開業前後で人の動きを比べたところ、新潟、長野両県は来訪者が減った一方、石川県は約1・2倍増となり、富山県も微増だったことが分かった。 調査はリクルートライフスタイル(東京)が担当し、約33万人相当のデータを基に新幹線や車などでの移動状況を分析。延伸前の1年間と延伸後の1年間を比べると新潟県は12%減、長野県は6%減だった。新幹線延伸で新駅が開業した糸魚川市などは車での流入が減り、結果として来訪者が減った。石川県では金沢市の兼六園周辺が延伸前に比べて1・7倍近くに増加。兼六園観光と鮮魚店などが並ぶ「近江町市場」周辺での昼食をセットにする流れが多かった。
大阪市と堺市を結ぶ阪堺電気軌道の車内で起きた日常の出来事をテーマにしたオムニバスドラマ「阪堺電車」が人気を集めている。堺市の高校生たちがつくったシナリオを同市出身の脚本家、今井雅子さんが監修し、堺市西区の羽衣国際大の学生たちが映像制作を手がけた「オール堺の地域ムービー」。市のホームページ(HP)などで公開したところ、心温まるストーリーにアクセスが伸びている。 このドラマは、車内で起きたちょっとした出来事をつづった5分あまりの全6話で構成。シナリオは、平成25年に開催された市主催のワークショップに参加した高校生たちが手がけた。NHK連続テレビ小説「てっぱん」などで知られ、堺親善大使も務める今井さんが一本にまとめた。 撮影は昨年8~12月、羽衣国際大放送・メディア映像学科の学生が担当。車内でロケを行った。今年2月に羽衣学園講堂(高石市)で行われた完成披露の上映会では、約820人が集まり好評を博
秋田県小坂町の観光施設「小坂鉄道レールパーク」は6月12日、宿泊営業している寝台列車「ブルートレインあけぼの」を旧小坂線廃線跡で特別運行する。客を乗せた列車が旧小坂線を走るのは22年ぶり。 列車は、旧小坂駅を起点に、町内の1号トンネルまでの約2.5キロを1日5往復する。客車4両の前後に小坂鉄道の機関車を連結。開放型寝台45席のほか、1部屋2人まで使える個室寝台28室がある。 小坂鉄道は利用客の減少で1994年から貨物専業となり、2009年に廃止された。あけぼの号は、レールパークを運営する町がJR東日本から譲り受け、昨年10月から宿泊営業をしている。 特別運行は、あけぼの号の営業開始を記念して企画した。レールパークの鈴木二朗(f929)副園長は「廃線跡を客車が走る貴重な機会。ぜひ乗りに来てほしい」と話している。 料金はいずれも入園券付きで開放寝台大人1000円、中学生以下500円。個
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く