会見で質疑に応じるJR北海道の島田修社長=札幌市中央区で2017年2月8日午後2時13分、野原寛史撮影 構造物や車両で JR北海道は8日、同社単独で維持が難しいとする10路線13線区(区間)のうち7路線8線区の今後20年間の維持費用(修繕・更新費用)の概算を公表した。橋りょうやトンネルなど構造物で167億円、車両で268億円の計435億円が必要になる見込みで、記者会見した島田修社長は「誰がどう負担するか考えなければならない」と述べた。 概算は、すでに廃止もしくはバス転換の方針が示されている5路線5線区を除く7路線8線区を対象に実施。JR北は「8線区の橋りょうとトンネルは約7割が築80年を超え、老朽化しているため、修繕・更新費用が膨らんだ」と説明する。
長野県千曲市は7日、北陸新幹線の新駅設置を目指して同市などがつくる期成同盟会の顧問に、阿部知事が就任したと明らかにした。 同市は知事の顧問就任で誘致活動を加速させたい意向だが、今後想定されるJR東日本などとの協議は難航も予想され、実現のハードルは高いままだ。 同盟会は2013年1月に発足。千曲市の岡田昭雄市長が会長を務め、市が事務局を担当、県内の経済団体など約70団体が加盟している。新駅ができた場合、影響が市域を越えた地域に及ぶことなどから、各地の首長らに顧問の就任を呼びかけており、千曲市以外の18市の市長や沿線町村の首長、議長ら約110人が顧問を務めている。 千曲市は「誘致には県全体での説明が必要」(岡田市長)などとして、1月末に阿部知事に顧問への就任を要請していた。県交通政策課は「誘致の主体は千曲市だが、県としてできることがあれば助言していきたい」としている。 市は、北陸新幹線が福井県
国公立大学の一般入試前期日程(25、26日)前後に大規模コンサートなどが重なり、福岡県内で受験生の宿が不足している問題で、JR九州が社員寮を無償で提供する。8日発表した。 JR吉塚駅から徒歩1分の吉塚寮(福岡市博多区)の男性用14室、女性用13室が対象。ワンルーム(18平方メートル)でユニットバス、トイレ、エアコン、クローゼット、布団一式などを提供する。タオルと洗面用具は持参。 24~26日の2泊3日限定。当日は受験票を確認する。建物の入館にはJR九州のICカード「SUGOCA」が必要。申し込み、問い合わせは氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスを明記の上、メール(sakurasaku@jrkyushu.co.jp)で。先着順で、16日午後4時まで受け付ける。
毎日の通勤ラッシュは苦痛だ。事故やトラブルで電車に遅れが出れば、余計にイライラが募る。そんな怒りが爆発したトラブルが先日、東急田園都市線で起きた。実は電車の混雑率は減っているが、なかなか実感は湧きづらい。「通勤地獄」をちょっとでも改善する方法はないのだろうか。(夕刊フジ) トラブルが起きたのは1月19日午前7時35分。東急田園都市線上り線の溝の口駅(川崎市高津区)で乗り降りの際、乗客同士が「ぶつかった」「ぶつからない」と口論になった。問題の電車は安全確認の後、約3分遅れで同駅を発車したが、別の列車の安全確認や別の駅のホームに人があふれたことで、遅れは増大した。 ツイッターにはトラブルについて、「鷺沼駅で『乗りまーす』と言いながら、無理やり体当たりしながら乗った客が、溝の口駅で『降りまーす』と言いながら体当たりしながら降りて、喧嘩(けんか)です」などと書き込まれていた。 体当たりするというマ
JR東日本新潟支社は、昭和30年代後半から50年代にかけて活躍し、通称「新潟色」と呼ばれた赤と黄色のカラーを施した車両を39年ぶりに復活させ、信越線や越後線、弥彦線などで運行を始めた。 当時、首都圏などから転属してきた70系車両を「雪の多い地域でも目立つように」と2色に塗り替えた。新潟地域でしか見られなかったため新潟色と呼ばれ、53年まで運行された。 乗客やファンに懐かしんでもらいたいと、同支社は3両を2色に塗り替え、1月末から定期列車に導入した。新潟色の車両は各線で運行するため、走行する路線や時間帯は日によって異なるという。
JR東海は発足30周年を迎える4月に、新幹線「のぞみ」の一部列車で約30%の記念割引を実施すると発表した。「EXサービス」の会員が21日前までに予約すれば使える「IC早特タイプ21」の割引率を、通常の18~30%から30~33%に4月乗車分の限定で大きくする。座席数には限りがある。 対象は、乗車駅を午前6時台と午前11時~午後3時台に出発する「のぞみ」の普通車指定席の一部区間。名古屋―東京の記念割引料金は普段の割引料金8800円が7700円に、名古屋―博多は1万3千円が1万2500円に、新大阪―東京は1万1千円が1万円になる。対象の区間は利用状況などを踏まえて設定しており、名古屋―新大阪や東京―博多、新大阪―博多などは含まれない。
近年注目を集めている「座れる通勤列車」。首都圏ではこの春、西武鉄道の新型車両により東京メトロ線内などへ直通運転する座席指定列車「S-TRAIN」が登場するほか、来春には京王電鉄でも同社初となる座席指定列車のデビューが予定されており、以前から通勤客向けの特急などを運転していた鉄道や路線以外でも、座席指定制・定員制列車の導入や計画が目立っている。 だが、こういった列車は夕・夜間の下りがメインだったり、朝方の上り列車がある場合でも、ラッシュのピーク時からはやや外れた時間の運転だったりする場合が多い。朝の出勤時、できるだけ自宅をゆっくり出て座っていければ……という願いをかなえてくれる列車はなかなか見当たらない。 朝8時台に「座れる列車」はある? 首都圏の大手私鉄で、平日朝に都心へ向かう上りの特急や座席指定制・座席定員制の列車を運転しているのは、東武・西武・京成・小田急(東京メトロ千代田線直通もあり
JR東日本新潟支社は、昭和30年代後半から50年代にかけて活躍し、通称「新潟色」と呼ばれた赤と黄色のカラーを施した車両を39年ぶりに復活させ、信越線や越後線、弥彦線などで運行を始めた。 当時、首都圏などから転属してきた70系車両を「雪の多い地域でも目立つように」と2色に塗り替えた。新潟地域でしか見られなかったため新潟色と呼ばれ、53年まで運行された。 乗客やファンに懐かしんでもらいたいと、同支社は3両を2色に塗り替え、1月末から定期列車に導入した。新潟色の車両は各線で運行するため、走行する路線や時間帯は日によって異なるという。
福井市は7日、北陸新幹線福井駅のデザインコンセプトを発表した。永平寺や恐竜、九頭竜川など県の歴史遺産や自然の玄関口としての役割を意識した。今後は建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構がデザイン候補3案を市に示し、市民の意見も踏まえて2017年度中に1つに絞る。駅舎は21年度中の完成を予定している。コンセプト名は「太古から未来へ~悠
道と全道庁労組など労働組合3団体は15日夜、道人事委員会の勧告に基づく道職員給与改定の労使交渉を行い、妥結した。民間企業との格差を踏まえ、勧告通り本年度の月給を平均0・17%、期...続きを読む
道内の鉄道網のあり方を検討してきた道の鉄道ネットワークワーキングチームの岸邦宏座長(北海道大学准教授)は7日、報告書を高橋はるみ知事に提出した。報告書では、持続可能な鉄道網を維持するには国による支援が不可欠とし、青函トンネルの維持費への支援など5項目を提言した。道は道議会での議論を踏まえ、3月末までに今後の方針をまとめるという。 報告書では、都市間を結ぶ石北線やロシア国境に近接する宗谷線の維持を求めるなど六つの観点から、道内の鉄道のあり方を検討。その上で、「JR北海道の危機的な経営の現状を踏まえると、線区の見直しや地域の協力・支援だけでは経営再生の実現は難しく、国による抜本的な支援が不可欠」と明記した。 国による支援策として、〈1〉貨物列車の割合が高い北海道の輸送実態を踏まえた支援〈2〉青函トンネルの維持管理に伴う負担の軽減〈3〉トンネルや橋の老朽更新対策〈4〉増収策への戦略的支援〈5〉2
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く