昨年11月に起きた仏パリ同時テロ事件の現場の一つとなり、3か月を経て再開したピザ店「カーサ・ノストラ」(2016年2月5日撮影)。(c)AFP/PATRICK KOVARIK 【2月6日 AFP】昨年11月にフランス・パリ(Paris)で起きた同時テロ事件の現場の一つとなったレストランが5日、正式に再開したが、訪れた客は少なかった。再開を喜ぶ雰囲気とはほど遠かった。 「店はものすごく繁盛していた。愛されていた。なのに今は常連客さえ、立ち寄りもせずに、通り過ぎてしまう」。仕方なく4人のスタッフを解雇したと、ピザ店「カーサ・ノストラ(Casa Nostra)」のオーナー、ディミトリ・モハマディ(Dimitri Mohamadi)さんは言う。 通りの向かいにあるバーが昨年12月初旬に再開したときには、人々から祝福され、感動の空気さえ漂っていた。一方、モハマディさんは2週間ほど前から店を開けている
