今回ピックアップさせて頂いた詩は、アメリカ人の、「ノーマ コーネット マレック」という女性が、わが子を亡くしたときに書いたものです。 日本語訳は佐川 睦さん。私はこの詩に出会えたことを本当に感謝しています。(参照元: サンクチュアリ出版 , Mirai Project ) あなたが眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら わたしは もっとちゃんとカバーをかけて 神様にその魂を守ってくださるように 祈っただろう。 あなたがドアを出て行くのを見るのが 最後だとわかっていたら わたしは あなたを抱きしめて キスをして そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう。 あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが 最後だとわかっていたら わたしは その一部始終をビデオにとって 毎日繰り返し見ただろう。 あなたは言わなくても 分かってくれていたかもしれないけれど 最後だとわかっていたら 一言だけ