10月8日はドイツのバイエルン州とヘッセン州で、州議会選挙が行われた。ボロ負けしたのが、社民党、緑の党、自民党。いうまでもなく現在、首都ベルリンで国政を担っている与党3党である。つまり、有権者が中央のドイツ連邦政府に持っている大きな不満が、州議会選挙に見事に反映されたといえる。 この2つの選挙結果はドイツ政府に対する中間評価ともいえるが、要するに完全な落第点であった。惨敗の様子は下図の通りだ。 上がヘッセン州、下がバイエルン州で、どちらも暫定結果。正式な結果発表は、どちらも月末になるらしい。なお、一番右の数字は、前回5年前と比べてのポイントの増減。