パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで、中国の習近平国家主席の到着を旗を振りながら迎える人々(2018年11月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/Peter PARKS 【8月23日 AFP】中国の国有企業が、新型コロナウイルスの流行により帰国していた同国人作業員らを再びパプアニューギニア(PNG)の鉱山へ派遣する際、うち数十人についてワクチン接種済みと主張したことをめぐり、PNG当局が説明を求める事態となっている。 パプアニューギニアの主要なニッケル鉱山を操業する中国冶金(やきん)科工集団(MCC)は、今月に中国から再入国する予定の作業員48人が、新型ウイルスのワクチンを接種したために検査で陽性反応を示す可能性があると地元当局に注意を促した。 これに対してパプアニューギニア当局は、中国政府に「即時の説明」を要求。20日に到着予定だった、中国人作業員で満員のチャーター機の着陸を阻止し