2013.08.02 ナチスドイツから学ぶべき事 カテゴリ:カテゴリ未分類 まず考えなければならない歴史認識は「ナチスは選挙によって民主主義で政権を取った党である」ということ。 当時ドイツは第1次世界大戦の敗退と巨額の賠償金によって国が荒廃し、さらにそこへ世界恐慌の影響も重なって国民生活が非常に苦しい時代でした。で、そこに台頭したのがヒトラー率いるナチスドイツです。彼らは過去にない派手な選挙活動と演説パフォーマンスで国民の圧倒的支持を得た。そして、独裁という形ができるようになったのも「大多数の国民の選択」であり、いわゆる軍がクーデターを冒して政権を握るタイプの独裁ではない、ということです。 そして何より、ナチスドイツは政権当初は国の復興を成功させていたということ。各種大形公共事業や市民でも買える自家用車の普及など国力を復興させる政策を打ち出し、実際に成功させた。その裏でいわゆるユダヤ人差別