9月第3週(20-23日)の日経平均株価は週間で1.4%上昇し1万6754円2銭で取引を終えた。注目されていた日銀の金融政策決定会合ではマイナス金利の深掘りなどの追加緩和が見送られた。また、FOMCでも9月の利上げは見送られ、為替は円高ドル安に動いた。 円高にもかかわらず、株価が上昇したひとつの理由は、時価総額の大きいメガバンクの株価が大きく切り返したからだ。日銀が銀行の収益を圧迫するマイナス金利の深掘りを発表するのではないかと警戒されていた。 ●円安期待なき日銀新スキームの矛盾と限界=佐々木融氏 http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-tohru-sasaki-idJPKCN11S05L?sp=true ●遠のく日銀追加緩和、11月も温存か=河野龍太郎氏 http://jp.reuters.com/article/column-ry