Published 2023/10/28 13:04 (JST) Updated 2023/10/28 13:21 (JST) 【ワシントン共同】野生のチンパンジーも人間と同様に閉経し、その後も相当の期間生き続けることが分かったと、米カリフォルニア大などのチームが27日付の米科学誌サイエンスに発表した。アフリカのウガンダで21年間観察した成果。閉経はシャチなど海の哺乳類の一部にあり、霊長類では飼育下という特殊な環境でチンパンジーにも見られるが、基本的には人間だけとされていた。 閉経は生殖の機会を巡って自分の娘と競合することが避けられ、孫の世話に力を振り向けることで孫が生き残る確率が高まるため、進化の過程で獲得されてきたとする「おばあちゃん仮説」が有名だ。しかしチンパンジーのおばあちゃんは子育て中の娘と一緒に暮らしたり孫を世話したりはしないといい、閉経の意味合いについて再検討を迫る結果となっ
北海道にある知的障害者向けグループホームで入居者が不妊手術・処置を受けていたことが昨年、明らかになった。日本では知的障害者が結婚や出産を希望しても、周囲から反対や制限を受けることがまだよくある。では、海外ではどうなのだろうか? 米国では、障害者の子育て支援に特化した団体が40年以上前からあるという。日本では、そんな団体は聞いたことがない。どんな活動をしているのだろうか。当事者のカップルや親子はどうやって暮らしているのか。現地を訪ねてみた。(共同通信=市川亨) ▽知的障害の親を支援する手引を20年以上前に作成 米国西海岸サンフランシスコ近くにあるバークリー市。1960年代に障害者の自立生活運動が始まった町だ。 その運動の流れをくみ、1982年に誕生したのが「スルー・ザ・ルッキンググラス」(TLG)という団体。障害がある親を支援するNPOで、国際的にも知られる。障害のある子どもがいる代表のメー
米テキサス州オースティンの州議会議事堂前で、人工妊娠中絶に反対するメッセージを持って抗議する人々(2021年5月29日撮影)。(c)SERGIO FLORES / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 【9月10日 AFP】米司法省は9日、テキサス州が妊娠6週目以降の人工妊娠中絶を禁止する新法を導入したことを受け、同州を提訴した。 妊娠6週未満では多くの女性が妊娠に気付かない。メリック・ガーランド(Merrick Garland)司法長官は記者会見で、テキサスの新法は「明らかに違憲だ」と指摘。「司法省には合衆国憲法を守り、法の支配を維持する義務がある」とした上で、「提訴により、われわれはその義務を果たす」と述べた。 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は先に、連邦最高裁判所が同法の施行差し止めを拒否したことを非難し、同法を覆すために「政府一丸となって取り
米テキサス州オースティンの州議会議事堂前で、人工妊娠中絶に反対するメッセージを持って抗議する人々(2021年5月29日撮影)。(c)SERGIO FLORES / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 【9月2日 AFP】米テキサス州で1日、妊娠6週以降の人工中絶を禁止する法律が施行された。6週目では、まだ妊娠に気付かない女性も多い。ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、憲法で保障されている権利を「はなはだしく侵害」するものだとして同法を批判した。 同法は今年5月、グレッグ・アボット(Greg Abbott)州知事(共和党)による法案署名により成立。胎児の心拍が確認される時期である妊娠6週目以降の中絶を禁止するため、「心拍法」とも呼ばれている。 レイプや近親相姦(そうかん)による妊娠も例外とはならず、テキサスは中絶手術を受けることが全米で最も困難な州と
母親の指を握る新生児(2013年9月17日撮影、資料写真)。(c)PHILIPPE HUGUEN / AFP 【1月10日 AFP】米アリゾナ州フェニックス(Phoenix)の介護施設で、10年以上も前から昏睡(こんすい)状態にある女性(29)が妊娠し、昨年末に出産したことから、性的暴行の疑いがあるとして警察が捜査を開始した。 昏睡状態にありながら妊娠・出産したのは、米先住民族サンカルロス・アパッチ(San Carlos Apache)の女性。同先住民族当局の声明によると、女性は10年以上にわたり意識不明の植物状態だったが、昏睡状態のまま男児を出産したという。 州警察は女性が性的暴行を加えられたとみて、容疑者を特定するため、女性が入所しているハシエンダデルソル(Hacienda Del Sol)ケアセンターに勤務する男性職員らと男児のDNAサンプルとの照合を行っている。 警察によれば、女性
米アリゾナ州グリーンバレーで発生した山火事の引き金となった、赤ちゃんの性別お披露目パーティーでの爆発の瞬間。米森林局が公開した動画より(2017年4月撮影)。(c)AFP PHOTO / US Forest Service 【11月29日 AFP】生まれてくるのは男の子か、女の子か──米アリゾナ州の国境警備隊員が開いた赤ちゃんの性別お披露目パーティーが、大規模な山火事を引き起こしてしまった。米森林局(US Forest Service)は28日、出火原因となった爆発の瞬間をとらえた映像を公開した。 映像には、原野に設置された「男の子」「女の子」と書かれた手製の標的が爆発すると同時に青い煙を噴き出し、周囲の草が燃え上がる瞬間が映っている。 アリゾナ州グリーンバレー(Green Valley)で昨年4月に起きたこの火災「ソーミル・ファイア(Sawmill Fire)」では約1万9000ヘクター
米ロサンゼルスで行われた「米国女性サミット」に出席したミシェル・オバマ前米大統領夫人(2018年5月5日撮影)。(c)AFP/CHRIS DELMAS 【11月10日 AFP】米政界で長年待望されていたミシェル・オバマ(Michelle Obama)前大統領夫人(54)の新刊「Becoming」が13日、発売される。 全米の複数の都市で行われる新刊発売記念イベントでは、米有名女性司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)さんや女優のリース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)さんら、ミシェル夫人のセレブ友達が司会を務めることになっている。 ミシェル夫人は新刊の中で、夫のバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領の米市民権に疑いを挟んだドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を「絶対に許さない」と記している。 さらに2016年米大統領選で、
デンマークにある世界最大の精子バンク「クリオス」(2016年12月15日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Henning Bagger 【8月26日 AFP】英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)をめぐる交渉で、英国が合意のないままEUを離脱した場合、人工授精での妊娠を望む英国のカップルたちは不透明な状況に直面することになる。現行法ではEU諸国から精子が輸入できなくなるためだ。 英政府が23日に公開した、合意なき離脱に備えるための文書によると、英国は昨年、デンマークの商業精子バンクから約3000、米国から約4000の精子を輸入している。デンマークには世界最大をうたう商業精子バンク「クリオス(Cryos)」がある。 万一、英国がEUと合意できないまま離脱した場合、英国はEUの臓器や組織・細胞に関する指令「EUTCD」の適用外となるが、EU加盟国の精子輸出入はE
ケイト・マッキノンが「ヴァニティ・フェア」誌のカバーガールに インドネシア、テレビにLGBTキャラを出すことを禁ずる法案可決へ オーストラリアの同性婚反対派、「平等」バンダナをつけていた犬に蹴りかかる(幸い犬は無事) 豪助産師が出産直後のレズビアンにホモフォビックな嫌がらせ 「アメリカを再び異性愛に」米カンザス州の学生グループがLGBTQ生徒に嫌がらせ 香港が同性パートナーにも配偶者ビザを認める ケイト・マッキノンが「ヴァニティ・フェア」誌のカバーガールに Cover Story: How S.N.L.’s Kate McKinnon Became Comedy’s Brightest Star | Vanity Fair 写真はこちら。撮影はアニー・リーボヴィッツです。 Vanity Fairさん(@vanityfair)がシェアした投稿 - 2017 9月 28 4:02午前 PDT
(CNN) 米オレゴン州に住むトランスジェンダーの男性が、男性のパートナーとの間に第1子を妊娠したことを9日までに明らかにした。7月には男の子が生まれる予定だ。 妊娠を明らかにしたトリスタン・リーズさん(34)は、出生時は女性だったといい、「オリジナルパーツ」は残しておいたと説明する。「自分の身体は素晴らしいと思い、生まれながらの贈り物だと感じている。そこでホルモンや身体改造を通じて、生き続けていくために必要な変更を施した」。フェイスブックに投稿したビデオの中で、リーズさんはそう打ち明けた。 「子宮があって、子どもを妊娠できる男性であることに問題はない。それで男性らしさが損なわれるとは思わない。自分がたまたま、妊娠できる男性だったというだけ」 出産に備えて男性ホルモンの服用は数カ月前から中止した。妊娠が分かった時には大喜びしたというリーズさんだが、通勤や買い物の際は、否定的な感情を抱
都内で記者会見に臨む国連人口基金(UNFPA)のババトゥンデ・オショティメイン事務局長(2012年10月1日撮影)。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO 【4月4日 AFP】米政府が、国連人口基金(UNFPA)に対する資金拠出を停止することが分かった。政府当局者らが3日遅く明らかにした。同基金が行っている、人工中絶手術の提供をはじめとする「強制的な」家族計画の取り組みを問題視しての措置だという。 国務省関係者によると、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領はレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)国務長官に対し、「強制的な中絶や意に反する避妊手術のプログラムの運営を支持したり、関与したりする組織やプログラムに対し、国民からの税金が確実に投入されないようにするため、法の下で許容される限り、あらゆる必要な行動を起こす」よう指示したという。 この関係者が発表した
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