名古屋鉄道の高崎裕樹社長は、大規模再開発を計画している名鉄名古屋駅について、現在2本ある線路を4本に増やす「4線化」構想がある同駅の整備を、2030年ごろまでに完成させる目標を明らかにした。当初完成時期を27年めどとしていたが、コロナ禍でいったん延期となっていた。あらためて具体的な完成時期をトップが提示するのは初めて。
2027年のリニア中央新幹線開業を見据えた名古屋駅周辺の再開発の動きが、名古屋市の商業地の地価を押し上げ続けている。国土交通省などが19日発表した17年7月1日時点の基準地価は、名古屋市の商業地で5.3%の上昇と5年連続のプラスとなった。愛知県内の最高地点「大名古屋ビルヂング」が大阪府内の最高地点を抜く「名阪逆転」も起きた。■リニア効果、名駅近隣の伏見や丸の内にも波及オフィス需要は名駅周辺だけ
東海随一の繁華街、名古屋市中区の「錦三(きんさん)」地区。ひと頃よりも少し、街がきれいになったと思いませんか? 景観を美しくしようと、建築物やごみ処理の基準を定めた「景観協定」が錦三にできてから30年。その理念は、住民やボランティアらによる様々な美化活動に波及し、徐々に効果が出ている。目指すのは、東京・銀座や大阪・北新地にも負けない「高級感」ある街づくりだ。 市によると、協定は1987年の締結。市内の電線地中化計画を契機に、錦三地区でも景観への関心が高まり、市の助言を受けて住民らが自ら作ったという。協定は現在は10年ごとに更新されており、先月で30周年を迎えた。 協定は「錦三丁目地区の都市景観をよくする会」事務局が管轄する。区域内で新たに建物の建築や広告の掲示をしようとする場合、設置主らは、それらが街の雰囲気にふさわしいデザインかどうか、事務局と事前の協議が必要だ。例えば、風俗店の広告につ
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