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医療に関するLhankor_Mhyのブックマーク (432)

  • 過剰診断 - Wikipedia

    過剰診断(かじょうしんだん、英:Overdiagnosis)は、生涯にわたり何の害も及ぼさない、治療の必要のなかった病変を見つけて、治療を要するものと診断してしまうことである[1][2]。その結果、不必要な精密検査や治療(過剰治療)が行われ、医療費の増加、受診者への身体的・精神的な負担など、多くの不利益をもたらす可能性がある[3][4]。過剰診断はすべての医療に関わる課題だが、無症状な健常者を対象とするがん検診では最も深刻な不利益となる[3]。 利益と不利益のバランスを考え、科学的に有益な医療が提供されつつあるが、がん検診の最大の不利益である過剰診断の問題は、乳がん検診や胃がん検診、大腸がん検診など、すべての有効ながん検診で起こりうる[3][5]。アメリカを始めとした各国で、過剰診断を含め不必要な検査や治療、投薬を最小化する運動「Choosing Wisely(賢い選択)キャンペーン」が行

    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/09/28
    やけに内容充実してんな、と思ったら、編集履歴にid:NATROM先生らしき名前が。
  • 「がん死亡率減少がない=過剰診断」という誤解 - NATROMのブログ

    「検診によるがん死亡率減少がない=過剰診断」という誤解はよくみられす。福島県の甲状腺がん検診に反対している人たちの間でもあります。検診によるがん死亡率減少と過剰診断の関係について説明を試みます。 無症状でがん検診を受けてがんと診断された人は、以下の4つのどれかです。 1. 検診を受けても受けなくてもがんで死ぬ運命だった。検診で発見された時点で手遅れ。 2. 検診を受けたおかげでがんで死ぬことを避けられた。 3. 検診を受けていなければいずれ症状が出てがんと診断される運命であったが、それからがんの治療をしても、がんで死ぬことはなかった。 4. 治療を受けなくても一生涯症状が出ず、検診を受けていなければがんと診断されることもなかった。 4.が、みなさんおなじみ「過剰診断」です。一方、原則として、がん検診の利益としてカウントされるのは2.です*1。検診を受けると、受けない場合と比べて、がん死亡率

    「がん死亡率減少がない=過剰診断」という誤解 - NATROMのブログ
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/09/28
    なんと、1,3は過剰診断ではなかったのか! 全然認識が違ったわ。ちょっと衝撃だった。/ もしかして、前回の記事のブコメを拾ってもらったのかな、ありがてえ。
  • 線虫がん検査の『HIROTSUバイオサイエンス』の神経芽腫マススクリーニングに関する誤り - NATROMのブログ

    線虫を利用したがん検査「N-NOSE」の疑惑を報じた■NewsPicksの記事に対し、HIROTSUバイオサイエンスが反論として■「一部メディアでの報道および内容の解説について」というプレスリリースを出しました。このプレスリリースにはさまざまな問題点がありますが、ここでは主に神経芽腫マススクリーニングに関する誤りについて焦点を当てます。線虫検査の有効性や性能とは直接は関係しませんが、HIROTSUバイオサイエンス側のがん検診の疫学についての理解の程度や科学的事実に対する誠実さについて、何某かの示唆を与えるものだと考えます。 誤:神経芽腫マススクリーニングの有効性は今や専門家の間では知られている。 正:神経芽腫マススクリーニングの有効性は現在も専門家の間では認められていない。 小児神経芽腫(神経芽細胞腫)は神経の細胞ががん化する小児がんの一種です。尿中に排泄されたがん細胞が分泌したカテコラミ

    線虫がん検査の『HIROTSUバイオサイエンス』の神経芽腫マススクリーニングに関する誤り - NATROMのブログ
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/09/26
    ふたつ目の正誤がよくわからなかった。死亡率減少が見られない=過剰診断という認識だったのだが、理解が浅かったか。/ こういうことらしい→ https://natrom.hatenablog.com/entry/2023/09/27/000440
  • HIROTSUバイオサイエンスのNewsPicksに対する反論について|手を洗う救急医Taka

    雉も鳴かずば撃たれまい。 2023年9月19日にHIROTSUバイオサイエンスが出した「一部メディアの報道について」というプレスリリースを読んで、最初に感じたのはこれでした。 HIROTSUバイオサイエンスは「線虫ががんの匂いに引き寄せられる」という性質を使って、がんの早期発見効果を謳う "N-NOSE" というサービスを提供しています。 尿を一滴垂らすと、がんの人のものであれば線虫は寄ってくる。 健康な人のものであれば、逆に線虫は逃げていく。 自分の尿を線虫に判定してもらえば、がんのリスクがわかるということですね。 しかし、NewsPicks が「がん患者10人の尿が全て陰性(がんではない)と判定された」等のデータを元に、N-NOSE は役に立たないのではないかということを報道したのです。 これに対してHIROTSUバイオサイエンス側が9月19日に反論したのですが、これが正直絶句するよう

    HIROTSUバイオサイエンスのNewsPicksに対する反論について|手を洗う救急医Taka
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/09/21
    なるほど……。/ PCR検査でもこのあたりをわかってない人いたよね。感度の話をしているのになぜか偽陽性の話をしてきたりとか。
  • 錯視,幻視ー脳のなかの幽霊たち

    2020年9月10日公開 担当:畠山 公大先生 所属:脳神経内科学分野 はじめに 私たちが見ている世界は,私たちの目に映った世界そのものではない.私たちが見ていると感じるのは,視覚情報をもとに,脳が都合よく解釈し,作り出した虚構の世界だ1. この虚構性を実感できる具体例として,生理的錯視が挙げられる.図1は生理的錯視の一例である,Kanizsaの三角形と呼ばれる図形である2.真ん中に白い三角形が浮き出て見えるだろう.しかし,実際には三角形は存在しない.あるのは,切れ込みの入った3つの円と,一辺の欠けた3つの小さい三角形である.しかし,そう分かっていても白い三角形が見えてしまうのは,我々が体験している視覚世界が,脳の作り出した虚構であることの証左に他ならない.すなわち,偶然3つの円に入った切れ込みが,それぞれ他の円の切れ込みと一直線に並ぶよりも,3つの円の上に白い三角形が載っていると解釈した

    錯視,幻視ー脳のなかの幽霊たち
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/09/16
    俺、閃輝暗点の症状がしばしば出るんだけど、これも病的錯視・幻視に入るのかな?
  • 和田秀樹先生、検診を受けていないほうが肺がん死が少ない研究ってどの研究ですか? - NATROMのブログ

    先日、『80歳の壁』など多くの著作で知られる医師の和田秀樹先生とX(元Twitter)で対話させていただく機会がありました。高血圧による脳出血のリスクや和田先生が自身のクリニックで提供している高額な医療のエビデンスについて質問いたしました。■和田秀樹氏に答えていただきたい3つの質問にまとめています。和田先生からは「これまでのやりとりを公開して、このような短いバージョンでない形で反論させていただきます」とのお返事をいただきました。まことにありがとうございます。約1か月間が経ちますが、いまだに「短いバージョンでない形での反論」がありません。もちろん、医学的正確さを心掛けれるならばそんなに早くは反論できないということもあると承知しています。不正確でもいい文章なら気軽に量産できます。私には信じがたいことですが、医学的に不正確な内容のを大量に出版する医師もいます。読者の健康と命を印税に替えているよ

    和田秀樹先生、検診を受けていないほうが肺がん死が少ない研究ってどの研究ですか? - NATROMのブログ
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/08/30
    あー、なるほど→『がんと診断されると、他の原因で亡くなっても誤ってがんによる死亡と診断されてしまうバイアスである。』
  • 株式会社ウィンメディックス

    たくさんの、世界中の、 命のために 日から世界へさまざまなサービスを提供しています 医療ツーリズム Medical tourism 詳しく見る 2011年1月に医療目的の渡航者に限り“最大6カ月のマルチビザの発給”が解禁されました。2015年には、年間の訪日外国人数も2,000万人を超え、政府は2020年までに4,000万人を目指し、今後の観光客の増加と共に日の人間ドッグや 各種医療サービスを求める海外ニーズも大きく増えることが予想されます。 医薬品販売 Pharmaceutical sales 詳しく見る 医薬品は、医療用薬品(処方箋医薬品)と一般用薬品(非処方箋薬品)とで大きく2つに分類されています。医療用薬品は、病院・クリニックで医師の処方・指示で安全性や適正使用などの説明を受け使用される薬品の事を言います。 遠隔診療システム Telemedicine 詳しく見る 日国内には、

  • 和田秀樹氏に答えていただきたい3つの質問 - NATROMのブログ

    和田秀樹氏は『80歳の壁』など、多くの著作で知られる医師です。毎日新聞医療プレミアの『「老い」に負けない ~健康寿命を延ばす新常識~』において、「私自身が200以上の血圧を何年も放っておいて平気だったように、今は血圧が200以上でもまず血管が破れることはない」と書いておられました*1。 高血圧は脳出血の介入可能な最大のリスク因子です*2。最適治療目標など細かい議論はあるものの、基的には、血圧を下げる治療が、脳出血をはじめとした脳血管障害(脳卒中)や心筋梗塞を代表とする心血管疾患を減らすことについて専門家の間で議論はありません。和田秀樹氏自身が「200以上の血圧を何年も放っておいて平気だった」のが事実だとして*3、一般読者が「収縮期200mmHg以上の血圧を何年も放置しても平気なのだ。放置してよい」と解釈しうる文章を書くのは医師として不適切だと私は考えます。 そう考えたのは私だけではなかっ

    和田秀樹氏に答えていただきたい3つの質問 - NATROMのブログ
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/07/29
    そういうビジネスなんだろうなあ、という捉え方をしている。
  • 「宝くじの誤り」 - NATROMのブログ

    宝くじの誤り」とは、「中には大きな利益を得る人もいるかもしれない」という理由で利益が害よりも大きいことが証明されていない医療行為を容認する考え方を表すために私が提案したい言葉である。医療行為には不確実性がある。公的に推奨されている医療行為でも利益はなく害だけを被る人もいるが、集団全体では害よりも利益が大きいとされている。害よりも利益が大きいと十分に証明されていなかったり、逆に利益よりも害が大きいと証明された医療行為は推奨はされていない。 宝くじを購入する行為の金額の期待値はマイナス*1であり、宝くじを買った集団全体では損の方が利益より大きい。しかし、少数ながら、きわめて大きな利益を得る人もいる。宝くじを買う人たちのほとんどはそうしたことを承知の上で宝くじを買うのだろう。ならば、集団においては害が大きくてもきわめて大きな利益を得る可能性があるなら、推奨されていない医療行為を受ける自由だって

    「宝くじの誤り」 - NATROMのブログ
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/06/30
    うーん、要するに「過剰診断は宝くじとは違う」という説明なのだが、この名付けはむしろ「過剰診断は宝くじのようなもの」という誤解の方を広めないかなあ……? 後段も実際にロトなら当たりがないとかあるわけだし
  • 「 内臓脂肪の増加がCOVID-19のリスクとなるメカニズムを解明 」 ― 内臓型肥満はかくれ炎症状態? ―

    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/06/21
    マジか……→“内臓脂肪の蓄積があるとSARS-CoV-2感染時にサイトカインストームがもたらされる”
  • 新型コロナ後遺症を約4割減らす薬剤が同定 メカニズムは?(倉原優) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    新型コロナ後遺症(罹患後症状)は世界的に社会問題になっており、これを抑える薬剤が心待ちにされていました。さて、まったく別分野の薬剤が後遺症リスクを大きく低減することが示されました。これについて解説します。 後遺症は炎症の残存が原因肥満や糖尿病がある人は、新型コロナの重症化リスクや後遺症リスクが高いとされています。アルファ株やデルタ株の時期には、未治療の糖尿病患者さんが重症化してよく搬送されてきました。 新型コロナ後遺症は、ウイルスの断片が体内に留まって、それが薪(まき)の燃えさしのようにくすぶっている状態と考えられています(1)(図1)。 図1.新型コロナ後遺症のメカニズム(文献1などを参考に筆者作成)(イラストは、いらすとや、看護roo!より使用) 症状は多彩で、疲労感・倦怠感、咳・痰、息切れ、胸痛、動悸、脱毛、集中力低下(ブレインフォグ)、頭痛、抑うつ、味覚・嗅覚障害、下痢、不眠などさ

    新型コロナ後遺症を約4割減らす薬剤が同定 メカニズムは?(倉原優) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/06/15
    うーん。→『コロナの重症化を抑えることができるかどうか検証するための臨床試験があったのですが、こちらの結果は振るいませんでした。しかし14日間服用した患者さんにおいて、後遺症がどうなるかまで調べた』
  • 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること/児玉真美 - SYNODOS

    尊厳死法制化をめぐる議論で、尊厳死を推進しようとする人たちの中から「既に安楽死や自殺幇助を合法化した国では、なんらおぞましいことは起こっていない」という発言が出ることがある。私はそうした発言に遭遇するたびに、そこでつまづき、フリーズしたまま、その先の議論についていくことができなくなってしまう。 「おぞましいこと」は当に起こっていないか? それとも現実に何が起こっているかを、この人は知らないのか? しかし、これだけ尊厳死法制化に積極的に関わってきたこの人が、当に知らないということがあるだろうか? それとも現実に起こっていることを十分に承知していながら、なおかつそれらをこの人は「おぞましい」とは思わない、ということなのだろうか? ……目の前の議論から脱落し、そこに立ち尽くしたまま、私の頭はこだわり続けてしまう。 2006年の夏から、インターネットを使って介護と医療に関連する英語ニュースをチ

    安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること/児玉真美 - SYNODOS
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/06/14
    アカギの最期について思い出した。
  • 近代文明を拒絶して物語の中の農民のように素朴に生きる宗教『アーミッシュ』彼らはコロナ禍をどう過ごしたか?

    COVIDで死亡したアーミッシュは、全米でわずか5人だったそうです。つまり、CDCの指導に一切従わず、ワクチン接種もしなかったアーミッシュが、アメリカの他の地域より200倍も低い割合でCOVIDで死亡したということです!!! なぜ私たちは彼らを次のパンデミックの責任者にしないのでしょうか? リンク The European Union Times - World News, Breaking News The Amish Rejected Covid Vaccines, Lockdowns and Masks, The Result? 30X Less Deaths Amish communities rejected Covid vaccines, refused to wear masks, and went about their normal daily activities wh

    近代文明を拒絶して物語の中の農民のように素朴に生きる宗教『アーミッシュ』彼らはコロナ禍をどう過ごしたか?
  • イベルメクチン 新型コロナ患者に投与も効果みられず 北里大 | NHK

    寄生虫が原因で失明などが引き起こされる感染症の特効薬「イベルメクチン」について、新型コロナ患者に投与しても効果がみられなかったとする結果を、治験を進めていた北里大学病院などのグループが発表しました。 治験は北里大学病院などのグループが行い、今月22日、海外の医学雑誌に結果をまとめた論文を発表しました。 それによりますと、治験は2020年8月からおととし10月まで新型コロナに感染した20歳以上の中等症までの患者248人を対象に行われ、イベルメクチンを1回服用するグループと偽の薬を服用するグループに分けて、患者も医師もどちらが投与されているか分からない方法でPCR検査で陰性となるまでの期間を比較しました。 その結果、いずれのグループでも14日前後で陰性となり、陰性となるまでの時間に差はなく、イベルメクチンの投与で時間を短縮する効果はなかったと結論づけています。 イベルメクチンは、ノーベル生理学

    イベルメクチン 新型コロナ患者に投与も効果みられず 北里大 | NHK
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/05/25
    治験の結果をまとめるのって、2年近くもかかるものなんだ? / 『結果の発表を遅らせることは倫理的に問題がある』( https://natrom.hatenablog.com/entry/2022/09/27/160955 )
  • Resilience to autosomal dominant Alzheimer’s disease in a Reelin-COLBOS heterozygous man - Nature Medicine

  • 「人生が狂ってしまった」「別世界の暮らし」コロナ後遺症は”治療薬の治験”も進むが...専門家は「軽視すれば、仕事を奪われたり、何年間も苦しんだり」 | 特集 | MBSニュース

    人生が狂ってしまった」「別世界の暮らし」コロナ後遺症は"治療薬の治験"も進むが...専門家は「軽視すれば、仕事を奪われたり、何年間も苦しんだり」 各国で研究が続く『コロナ後遺症』。2022年8月に発表されたオランダの研究によると、7万6000例のコロナ患者を調査したところ、呼吸困難や筋肉痛などの症状が長期(90日~150日間)で発生した患者は12.7%いたという。そんな中、コロナ後遺症の治療薬の治験が日でスタートした。この治療薬は後遺症で悩む人たちの光になるのだろうか。 コロナ後遺症に苦しむ人たち『こんな生活が待っているなんて』 (厚生労働省 加藤勝信大臣 4月27日) 「コロナは5月8日以降は5類感染症となる。まさに大きな転換点を迎えるわけであります」 ついに5類に引き下げられた新型コロナウイルス。マスクの着用も個人の判断に委ねられることとなり、街中ではコロナ楽観論が高まっている。

    「人生が狂ってしまった」「別世界の暮らし」コロナ後遺症は”治療薬の治験”も進むが...専門家は「軽視すれば、仕事を奪われたり、何年間も苦しんだり」 | 特集 | MBSニュース
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/05/12
    ヒラハタクリニックさん、代替医療の取り込みにも積極的みたい。針きゅう・瞑想・整体がセルフケアとして効くとのこと。→https://www.longcovid.jp/index.html / メタブにて『平畑先生自身は標準医療しかしてないはず』とのこと
  • 微生物学:腸内細菌相が神経性食思不振症の発症に寄与する可能性がある | Nature Microbiology | Nature Portfolio

    神経性思不振症患者の生理的変化、行動変化に腸内細菌やその代謝産物が関連している可能性があり、そのような関連の一部がマウスモデルが実証された。このことを報告する論文が、Nature Microbiologyに掲載される。 腸内細菌相は物からエネルギーを抽出し、生理活性を持つ代謝産物を生産するが、これらの物質は、脳の機能、行動、欲の調節を含め、さまざまな生理過程に影響を及ぼす。これまでの研究で、神経性思不振症患者は、健康な体重の人とは異なった腸内細菌相を持つことが明らかになっている。マウスで行われた研究では、腸内細菌相の変化が物摂取量の減少に結び付くことが分かっている。 Oluf Pedersenたちは今回、デンマーク人コホートから神経性思不振症の女性77人と健康な体重と考えられる女性70人を選び、腸内細菌相を詳しく調べた。すると、神経性思不振症患者の腸内細菌相は対照群に比べて、

    微生物学:腸内細菌相が神経性食思不振症の発症に寄与する可能性がある | Nature Microbiology | Nature Portfolio
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/04/19
    便移植で拒食症が改善するかもしれない、という研究。
  • 抗生物質開発、次の一手がなくなりそう。WHOが警告

    抗生物質開発、次の一手がなくなりそう。WHOが警告2023.04.03 12:3037,818 Ed Cara - Gizmodo US [原文] ( 福田ミホ ) 抗生物質のない世界に逆戻り…は阻止したい! 世界保健機関(WHO)が、抗生物質の開発状況についてヘビーな警告をしています。 新たな抗生物質、とくにいわゆる耐性菌への対抗薬の開発パイプラインが枯渇しそうなんです。 重要な感染に対する候補薬のうち、臨床試験中と考えられるものはあと2ダースちょっとしかありません。 しかも、その中で既存の抗生物質が効かないいわゆる「スーパー耐性菌」に使えそうな薬はごく一部です。 現在臨床試験段階の抗生物質はたった27種類WHOの抗微生物薬耐性部門のチームリーダー・Valeria Gigante氏は、欧州臨床微生物学・感染症学会議に新たな報告書を提出しました。 その報告書によれば、2017年から2021

    抗生物質開発、次の一手がなくなりそう。WHOが警告
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/04/04
    もしかして長期的には、数学的に勝ち目のない競争だったりする?
  • 「ピロリ菌」胃がんの発症リスク高める遺伝子変異 複数発見 | NHK

    大規模な遺伝情報の解析の結果、「ピロリ菌」感染による胃がんの発症リスクを大きく高める遺伝子の変異を複数発見したと、理化学研究所などの研究グループが発表しました。これらの遺伝子変異がある人は、ピロリ菌の除菌による、胃がんのリスクを下げる効果がより大きい可能性があるとしています。 理化学研究所の碓井喜明特別研究員らと、愛知県がんセンターなどのグループは、国内の胃がん患者およそ1万1000人と、がんではない人、およそ4万4000人の遺伝情報を比較して解析し、遺伝子の変異と胃がんのリスクの関連を調べました。 その結果、9つの遺伝子の変異について、胃がんのリスクの上昇と関連があることを発見しました。 このうち、乳がんなどの発症と関連がある「BRCA」と呼ばれるものなど、遺伝子の修復と関わる4つの遺伝子の変異は、胃がんの原因の一つ、ピロリ菌に感染している場合、リスクが大きく上昇することがわかったという

    「ピロリ菌」胃がんの発症リスク高める遺伝子変異 複数発見 | NHK
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/04/01
    エピジェネティックな話? / ちょっと前まではピロリ菌除菌にがん予防効果のエビデンスがなかったように記憶しているが、現在はどうなんだろうか。
  • 心停止の患者に水素加えた酸素投与で救命率向上 慶大など発表 | NHK

    心臓が停止したあと、救急病院に搬送された患者に水素を加えた酸素を投与して救命措置を行うと、通常の酸素を投与した場合より救命率が高まったとする臨床試験の結果を慶応大学などのグループが発表しました。今後、治療の実用化を目指すとしています。 心臓の病気などで心臓が停止し救急の医療機関に運ばれる患者は、総務省消防庁の統計によりますと、国内で年間およそ8万人いますが意識が戻らないまま死亡したり、助かっても重い後遺症が残ったりするケースが多くあります。 慶応大学の鈴木昌特任教授らのグループは、各地にある15の病院で、おととし9月までの4年半余りの間に心停止で搬送され意識が回復していない患者73人を対象に、2%の水素を加えた酸素を投与して救命措置を行った場合の効果を調べる臨床試験を行いました。 その結果、90日後の生存率は通常の酸素の投与を受けた患者では61%だったのに対し、水素を含む酸素を受けた患者で

    心停止の患者に水素加えた酸素投与で救命率向上 慶大など発表 | NHK