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ブックマーク / www.cyzo.com (21)

  • 忘れられた文化をもう一度発掘する歴史研究書『オリジナルビデオアニメ(OVA)80’S: テープがヘッドに絡まる前に』

    『オリジナルビデオアニメ(OVA)80’S: テープがヘッドに絡まる前に』(出版ワークス) 現代につながる日のカルチャーが勃興した1980年代。想像以上に多くのアニメが世に送り出されていたのは、ご存じだろうか。 OVA(オリジナルビデオアニメ)と呼ばれる、セルとレンタルのみで発表される作品群がそれだ。ちなみに、一時はOVAとOAV(オリジナルアニメビデオ)という呼称が混在。アニメ雑誌ごとに表記が違ったりして「どちらが、正しい」なんてネタの記事もあったが、いつの間にかOVAに統一された。 しかし、山のように生み出されたOVAは、今では観賞できる機会も少ない。そんな名作から迷作までがあふれるOVAをさまざまな角度から捉えたのが、出版ワークスから発売中の『オリジナルビデオアニメ(OVA)80’S: テープがヘッドに絡まる前に』だ。 これは、歴史の片隅で忘れ去られようとしているOVA作品の数々を

    忘れられた文化をもう一度発掘する歴史研究書『オリジナルビデオアニメ(OVA)80’S: テープがヘッドに絡まる前に』
  • 【ルポルタージュ】氏賀Y太 リョナ・グロとマンガに人生を全振りする男のスケッチ

    「エログロス Vol.3 」(ジーウォーク) 入稿は終わった、ひっそりと。 寒さも一段と厳しくなる予報に、暖かい夏が恋しくなる2018年の2月2日。中目黒のビルにあるオフィスで、編集長の渋谷一功は確かな手応えを感じていた。 入稿を終えて、ほっとしながらデスクの上に山のように積み上げられた校正紙を整理した。そして、もう一度、表紙が印刷された校正紙を眺めた。 そこには、こう書かれていた。 「リョナ+ニッチ系アンソロジー エログロスVol.3」 血塗れの女の身体。その身体から切り落とされ、もはや生命の失われた生首のイラスト。そこには、おどろおどろしい書体で、こう印刷されていた。 「バックリ愛首イリュージョン」 始まりは、メールのやりとりからだった。 それは、エロマンガ編集者にとっては、いつもの仕事。一緒に何かの作品を作りたいと思わせる才能と出会った時、その描き手に「あなたに会いたいのだ」と気持ち

    【ルポルタージュ】氏賀Y太 リョナ・グロとマンガに人生を全振りする男のスケッチ
  • また浮上したコミケのエロ紙袋問題……キモイのは紙袋じゃなく、オマエだ!?

    8月に開催されるコミックマーケット90を前に、また定番の問題が浮上してきた。 コミケ会場で頒布されるエロ紙袋をめぐる問題である。 コミケでは企業やサークルがさまざまな紙袋を頒布するのが恒例。それを問題視する声は、繰り返しネットで話題になっている。2012年には、夏コミ開催前日に「コミケ会場へ行く駅の地元民」を自称する人物がTwitterで苦情とも取れる意見を公開。これは7,000件を超えるリツイートを集めて話題となった。 コミケで頒布される紙袋の中には、水着姿など大胆な絵柄のキャラクターが描かれているものもあるのは事実だ。そうした紙袋を持って会場から自宅までを歩く姿には、オタクであっても拒否反応を示す人もいる。 再び、エロ紙袋問題が議論されるようになった、7月下旬のTwitterでは「エロ開いて子供や女性に見せ歩いてるみたいなもんだから」「普通AVとか買ったら目立たない袋に入れるものだし

    また浮上したコミケのエロ紙袋問題……キモイのは紙袋じゃなく、オマエだ!?
  • 「会見には絶対に行くな」国内マスコミ異常反応で、ミスインタのストーカー被害告白は“なかったこと”に!?|日刊サイゾー

    人初のミス・インターナショナルグランプリ、吉松育美が大手芸能プロ「ケイダッシュ」幹部の谷口元一氏から脅迫被害を受けたと訴えている件は、刑事と民事の両方で提訴されているにもかかわらず、多くのメディアが無視。一部スポーツ紙がネット上に掲載した記事も、突然削除される事態となっている。 別のスポーツ紙の若い記者からは「夏に彼女について取り上げようとしたら、ストップがかかった」という話も聞かれた。吉松を紙面で特集しようとしたところ、上司デスクから「それは絶対にダメだ」と、理由も告げずに止められたという。後に分かったのは、今月13日に吉松が東京・霞ヶ関の司法記者クラブで記者会見した脅迫被害だったが、「この会見も、デスクから“絶対に行くな”って言われたんですよ」と記者。 吉松が会見で話したのは谷口氏から受けたさまざまな被害で、大半の媒体がスポーツ紙同様、この芸能プロに気を使い、報じなかった。そのた

    「会見には絶対に行くな」国内マスコミ異常反応で、ミスインタのストーカー被害告白は“なかったこと”に!?|日刊サイゾー
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2013/12/28
    (だから「マスゴミ」といわれる(自分らで"特定秘密"をつくってるんやで
  • コンシューマーゲーム信仰と嫌儲思考がゲーム業界を滅ぼす!?

    ソーシャルゲームの勢いが止まらない。9月に開催された、毎年恒例の世界最大規模のゲーム市「東京ゲームショウ2012」は、出展社数209社、来場者数22万3,753人と、過去最多となった。華やかな数字が喧伝される一方で、ゲーム業界の先行きは不透明だ。その中で、一際目立つのがソーシャルゲームである。今回のゲームショウでは、出展の7割がソーシャルゲーム関連で占められるまでになった。 もはや、ゲーム業界の主流となった感もあるソーシャルゲーム。現在のところ、ほとんどのゲームがカードバトルのスタイルで運営されている。今後、ほかのジャンルへの展開や技術革新が進めば「バブル」と呼ばれる状況から、安定成長へと転換することができるだろう。しかし、そこに至るには、まだ大きな壁が立ちはだかっている。コンシューマーゲームへの篤い信仰と、ユーザーと開発者の双方が持つ「嫌儲」の意識が、それだ。 月々の稼ぎの中で、娯楽

    コンシューマーゲーム信仰と嫌儲思考がゲーム業界を滅ぼす!?
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2012/10/20
    ”そうした中で、ソーシャルゲームは“お金の取り方が汚い”という批判をされます。でも、それは単なるエゴなんじゃないでしょうか”(盗人たけだけしい(しかも昼間たかしかよ
  • 「東方のクリアデータを返せ!」スウェーデン<マンガ“児童ポルノ”裁判>元被告が悲痛な訴え!

    6月、スウェーデンでPCに保存していたマンガの画像が「児童ポルノ」にあたるとして逮捕・起訴されていた裁判で、同国最高裁から無罪判決を勝ち取ったシモーン・ルンドストローム氏(記事参照)が来日し、インタビューに応じた。 ──無罪判決に対して、スウェーデン国内での反応は? 「主要な新聞・テレビなどがトップで報道した。報道は無罪判決におおむね好意的。批判的なものは個人ブログ程度でしか見られない」 ──最高裁が、1枚だけは児童ポルノに該当すると示唆したことについては? 「スウェーデンの裁判所は違憲審査の権限を持たない。そのため、明らかに法律が誤っていることに言及するのを避けるための政治的な方便だと思う。穿った見方をすれば、法律に対する議論を喚起する狙いがあるのではないかとも考えている」 ──日のマンガ・アニメの規制にも肯定的とされる国際NGO「エクパット」の反応は? 「これまでエクパットは、この問

    「東方のクリアデータを返せ!」スウェーデン<マンガ“児童ポルノ”裁判>元被告が悲痛な訴え!
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2012/07/09
    (日本人にしか見えん顔である
  • 1991年、ボクらはこんなエロマンガを読んでいた「美少女漫画大百科」

    今さら言うまでもないが近年、1970年代以降の漫画・アニメを中心とした大衆文化研究が盛んに行われるようになっている。その半面、体系的な史料を手に入れるには困難がともなう。読み捨てられたような昔の漫画やサブカル雑誌は、ごく稀に喉から手が出るほど欲しいというマニアがいる一方、古書業界では「値段がつかない」ことを理由に、ほとんど取り扱ってもらえないからだ。文化研究の中でひとつの重要な軸になるであろう、いわゆるエロ漫画も、10数年前に発行されたものを手に入れようとすると、極めて困難である。書誌情報も明らかでないから、いつ頃、どのような雑誌あるいは単行が出版されたのか、すべてを知ることは難しい。そのため、96年 91年から始まった成年コミックマーク(黄色い楕円のアレ/90年に出版倫理協議会が導入を決定。マーク付きの第一号は、こばやしてつや、1991/2、『IKENAI!いんびテーション第3巻』講談

    1991年、ボクらはこんなエロマンガを読んでいた「美少女漫画大百科」
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2012/03/02
    (よしだけい先生…
  • “製作委員会”映画の悪しき構造欠陥を行動的評論家・江戸木純が一刀両断!

    人気連載”日映画縛り首”の単行化第2弾 『日映画空振り大三振 くたばれ! ROOKIES』(洋泉社)。映画関係者、 映画愛好家は必読だね。 映画雑誌「映画秘宝」(洋泉社)の人気コーナー「バッド・ムービー・アミーゴスの日映画縛り首」の3年間にわたる連載が今春で終わり、物寂しさを感じている映画マニアは少なくないだろう。それほどまでに、ガース、エド、クマちゃんの3人が毎月3の厳選したダメダメ日映画をメッタ斬りにする様は爽快感に満ちていた。今年6月に発売された『日映画空振り大三振 くたばれ!ROOKIES』は、前作『バッド・ムービー・アミーゴスの日映画最終戦争!〈邦画バブル死闘編〉2007-2008年版』に続いて、2009年に公開されたサイテー日映画46を俎上に上げ、単に作品を酷評するではなく、映画業界の問題点について言及したもの。連載分に加え、3人によるまとめ対談なども加筆さ

    “製作委員会”映画の悪しき構造欠陥を行動的評論家・江戸木純が一刀両断!
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2010/07/29
    ”日本の製作委員会のダメな点は、作品のクリエイティブ・コントロールも、失敗した場合も、誰が責任者か分からないこと”(だから北京原人Whoareyouみたいなのができて責任がとわれないんだな
  • 「マンガを正当なビジネスにしたい」マンガ家・佐藤秀峰 爆弾発言の裏にある思い(前編)

    電子書籍デバイス「iPad」「Kindle」の誕生により、過渡期を迎える出版業界。隆盛を誇るマンガ雑誌も2007年に「月刊少年ジャンプ」(集英社)、08年に「週刊ヤングサンデー」(小学館)が休刊し、その後、新雑誌が創刊されるなど各社再編が相次いでいる。そんな中、”脱出版社”に向けて、作品を1話10円から販売するオンラインコミックサイト『漫画 on Web』で新たなマンガの可能性を模索するのが『海猿』『ブラックジャックによろしく』で名を馳せるマンガ家・佐藤秀峰氏。 昨年2月に公式サイトを立ち上げ、『ブラよろ』が「モーニング」(講談社)から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)へ移籍した顛末のほか、編集部によるネームの無断改変、必要経費の実情、アシスタントからの賃上げ要求までも暴露。さらに広告用のマンガを描くも代理店の不義理な対応から掲載を拒否し、ギャラ540万円の受け取りを放棄した話や、編集

    「マンガを正当なビジネスにしたい」マンガ家・佐藤秀峰 爆弾発言の裏にある思い(前編)
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2010/06/23
    "1973年12月8日"げっ…わしと少ししか違わんのにこの人間の違い(それにしても編集者ってカスしかおらんのかと考えてしまう
  • 殺し、共食い……!! いよいよ最終回『ミーアキャットの世界』

    激しい縄張り争い、身内同士の抗争、天敵の襲来、禁断の恋……って、これ、人間の話じゃありません。南アフリカ・カラハリ砂漠の大自然の中でミーアキャット(体長30cm程度)たちが、愛らしい外見とは裏腹に、熾烈な生存競争を繰り広げているのをご存じだろうか? アニマルプラネット(CS放送)で放送中のノンフィクション番組『ミーアキャットの世界』で、彼らのメロドラマのような日常をうかがい知ることができる。 作中では、フラワーという女の総ボスが率いる“ウィスカー家”の生活を中心に追跡。ミーアキャットの社会では“女ボス以外は妊娠禁止”という掟があるのだが、ウィスカー家では妊娠絡みの騒動がよく起こる。娘たちが、宿敵ラズライ家の色男・カルロスや、ザッパ家の風来坊・フーディーニに頻繁にたぶらかされて妊娠。そのせいでこれまでに多くの娘たちが追放され、現在放送中のシーズン3では、追放された娘・モーツァルト(優しい性格

    殺し、共食い……!! いよいよ最終回『ミーアキャットの世界』
  • あのころ、みんな子どもだった……「ロッチ」を生んだ”赤い海賊”コスモスの伝説

    「ロッチ」 このワードに反応する人は、おそらく80年代に駄菓子屋文化の洗礼をもっとも受けた世代であろう。80年代後半、ロッテより『ビックリマンチョコ』の『天使vs悪魔シリーズ』が発売され、そのおまけのシールが全国の小学生の間で大ブームを巻き起こしていた。その人気の裏で、日中のカプセル自販機(通称・ガシャポン)でひっそりと海賊版『ビックリマン』シールが販売されていた。一見、正規品と遜色ないシールだが、裏面には正規品には印刷されている「ロッテ」のロゴに代わり、「ロッチ」という見たことも聞いたこともない企業の名前が海賊版には印刷されていた。 とはいえ安価にお手軽、かつ大量に『ビックリマン』シールを手にいれることができるという、「ロッチ」シールに多くの子供たちはいついたわけだが、その結果、偽物のシールに手を出した無垢な子供たちは、異端者としてコミュニティから追われる存在となり、あわれ村八分扱い

    あのころ、みんな子どもだった……「ロッチ」を生んだ”赤い海賊”コスモスの伝説
  • 2兆円ペット産業の”開かずの間”に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』

    今や2兆円産業と呼ばれる日のペット業界。 しかし、その陰には年間30万頭以上、1日約1000頭の 犬やたちが処分されているという悲惨な現実が隠されている。 (c)映像グループ ローポジション 日映画界に”製作委員会方式”がすっかり定着した。映画会社、テレビ局、出版社、レコード会社、広告代理店といった大企業が委員会に名前を並べ、公開が迫ると”公共の電波”を謳うテレビ局には自社がらみの映画の出演者たちが大挙出演。公開後はテレビ放映されることが前提になっているので、放送コードに触れる可能性のあるシーンは企画段階で予め排除される。こうしてファミリーレストランの人気メニューのような無難極まりない映画が次々と製作されていく。おまけに映画がコケても1社あたりの傷は浅い。まったくもって制作サイドにとって都合のいいシステムだ。10月10日(土)から公開されるドキュメンタリー映画『犬とと人間と』は、そ

    2兆円ペット産業の”開かずの間”に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』
  • グーグル「ブック検索」拒否が”書籍を殺す”とわからない人々(後編)

    ■前編はこちら 検索できない情報は「死んだ情報」同然 そもそもブック検索によって、どういう利益不利益が生まれるのかをきちんと捉えておくべきだ。書籍の読者から見れば、不利益などひとつもない。 このインターネット時代にあって、検索できない情報は、もはや生きた情報とはいえない。ネットの普及によって、情報は検索できるのが当たり前になった。ウェブサイトやブログ、新聞記事、動画、音楽など、ありとあらゆるコンテンツを我々は検索システムによって探し出し、楽しんでいる。 だがこれまで、書籍の内容だけは検索が不可能だった。Amazon.co.jpでは「なか見!検索」という全文検索サービスを提供しているが、これに応じている出版社はごくわずかで、日で刊行されている大半の書籍は全文検索ができない状態だ。 「プレミアサイゾー」で続きを読む

    グーグル「ブック検索」拒否が”書籍を殺す”とわからない人々(後編)
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2009/07/20
    "逆にケータイ小説のように、ウェブで全文配信されているにもかかわらず、書籍が爆発的に売れまくったようなケースさえある"( (; -_-) =-゚゚
  • グーグル「ブック検索」拒否が”書籍を殺す”とわからない人々(前編)

    黒船を打ち払うか、手を結ぶか、それが問題だ! ……でも開国しない理由もないのでは? (イラスト=黒木知希) グーグル推し進めている、書籍の全文検索サービス「ブック検索」に、日の一部の著作権者たちが、過剰ともいえる拒否反応を示している。同サービスの普及によって、書籍を取り巻く状況は、当に彼らが危惧するような悪影響を受けるのだろうか? 書籍の全文が検索できるようになるグーグルの新サービス「ブック検索」に対して、日の著作権団体が激しく反発している。 いわく「日の著作権者の意見が無視されている」「なぜアメリカの法律に従わなければならないのか」「書籍の販売が難しくなる」「作家や出版社の利益にならない」「なぜ私企業が勝手にやるのか。公的機関に任せるべきだ」等々――。 はっきり言ってしまえば、こうした反発の大半はバカバカしく、無意味だ。なぜそう言えるのかを、これから説明していこう。

    グーグル「ブック検索」拒否が”書籍を殺す”とわからない人々(前編)
  • 「ヤンキー論」に必ずつきまとうナンシーの影を追っ払え!(前編)

    『クローズZEROⅡ』(上)と『ROOKIES』(下)。 並べて気づくのは、ヤンキーは集合写真的な 構図が好きなんですね。「仲間との繋がり」を 意識できるからでしょうか? 映画やドラマの中で、今ヤンキーがもてはやされ、それとともにヤンキー文化を扱った書籍も目につくようになった。ゼロ年代も終わりを迎える日でなぜヤンキーがブームに?? そんな疑問に、社会の”再ヤンキー化”をいち早く嗅ぎつけた速水健朗が真っ向から挑んだ(いや、ちょっと斜めか……)。 『ヤンキー文化論序説』、『ヤンキー進化論』とヤンキー研究が今年の3月、4月に立て続けに刊行された。前者は、建築評論の五十嵐太郎を中心に、宮台真司、斎藤環、磯部涼、阿部真大といった新旧論者(実は筆者も片隅で参加している)がヤンキー文化について論じたもの。後者は『族の系譜学』の著者でもある社会学者・難波功士が「ヤンキー的なもの」がどこから生まれ、どう

    「ヤンキー論」に必ずつきまとうナンシーの影を追っ払え!(前編)
  • 『ちびくろサンボ』を殺したのは抗議事件か、メディア自身か

    長い間マスメディアの中に存在してきた、差別的ともとれる表現をめぐるタブー。しかし、メディア側の過剰ともいえる自主規制の結果か、近年では大きな問題に発展することも少なくなってきている。かつてマスメディアのあり方に一石を投じたあの団体は、今どうなっているのだろうか? * * * マスメディアがその活動において最も気を使うのは、差別的とされる表現や、人権侵害にあたる表現だ。これまでに、テレビから新聞、ラジオ、出版まであらゆるメディアが、差別や思想・信条などにかかわる表現にからんで、各種団体からの抗議を数多く受けてきた。出版業界でいえば、1988年に起こった『ちびくろサンボ』(岩波書店ほか)の絶版が有名だろう。黒人差別の根絶を目指すとする人権団体「黒人差別をなくす会」からの、タイトルや挿絵が黒人差別を助長するとの抗議をきっかけに、岩波書店が絶版を決定した事件だ。 この件で抗議をした「黒人差別をなく

    『ちびくろサンボ』を殺したのは抗議事件か、メディア自身か
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2009/06/16
    (遅い感があるが
  • <若者論>対談【速水健朗×後藤和智】若者を"食い物"にしているのは企業? メディア? 論壇?(前編) : 日刊サイゾー

    ワーキングプア、ニート、フリーター……こんなキーワードとともに、2000年代以降、社会状況を背景に、盛んに論じられるようになった若者論。いわく「若者は劣化している」らしい。そこで、若者論の現状を探るべく、巷に溢れる若者論を「俗流」と一蹴し、一部から喝采と罵声を浴びた後藤和智と、自己啓発やケータイ小説にハマる若者を詳細にルポルタージュし、同じく一部から喝采と罵声を浴びた速水健朗の両氏に対論してもらった。 * * * 「世界最古の紙・パピルスに最初に書かれた文章は『最近の若者は……』である」なんてジョークがあるように、古今東西、世の大人たちは若者のあり方を嘆きがちだ。 こと国内メディアにおいては、秋葉原通り魔事件ニートひきこもり、学力低下など、若者にまつわる問題が噴出したここ数年、社会学者や精神科医、評論家など、各界の識者によって「若者が変質・劣化した」と語られる機会は多い。 しかし、『お

    <若者論>対談【速水健朗×後藤和智】若者を"食い物"にしているのは企業? メディア? 論壇?(前編) : 日刊サイゾー
  • 「まず俺を切れ」たけしのリストラ拒否で『誰ピカ』打ち切りへ

    テレビ東京の人気番組『たけしの誰でもピカソ!』が、メイン司会を務めるビートたけしの「リストラは受け入れられない」という判断の下、今年3月いっぱいで打ち切られることになった。 テレビ業界でも不況の影響は深刻で、各局は、昨年秋頃から、それまで以上の大幅な経費削減を打ち出し、制作費のかからない番組作りに着手してきた。その一方で、タレントを抱えるプロダクションは、リストラ旋風に頭を抱えている。 「高額なギャラで、視聴率が取れないタレントがリストラの対象になる。これからは、大スターを育てるんじゃなく、何でもこなせる、ギャラが150万円クラスのタレントをつくることだと、大手プロのオーナーたちは真剣に考えてますよ」(大手プロオーナー) テレビ界でも”リストラの嵐”が吹くことを懸念した大竹まことは、レギュラーを務めるテレビ朝日の『たけしのTVタックル』で、「ギャラを下げてもいいから、番組を降ろさないでく

    「まず俺を切れ」たけしのリストラ拒否で『誰ピカ』打ち切りへ
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2009/02/01
    (たけし…
  • 「言葉狩りより芸術性」放送禁止用語を堂々流すTOKYO MX

    一瞬、我が耳を疑った。何気なく見ていたテレビから、いわゆる「放送禁止用語」が、普通に流れてきたのである。 番組は、TOKYO MXの「円谷劇場」という枠で再放送されている、『帰ってきたウルトラマン』。70年代以前に制作された番組には、現在では放送に不適切な表現を使用していることが時々あり、その部分を無音処理して放送されるケースが多い。最も有名なケースが、『巨人の星』の少年時代のクライマックス、主人公・飛雄馬が父のことを誇りに思う名シーン、「父ちゃんは、日一の日雇い人夫だ!」という箇所が、無音になってしまっているところだ(ちなみに現在では番組サブタイトルも変更されている)。こういった処理は、地上波、BS、CS問わず、現在ではそれが当たり前のこととなっている。『太陽にほえろ』で三田村邦彦が演じたジプシー刑事は、そのニックネームそのものが現在ではちょっと問題らしく、現在地上波では放送されなかっ

    「言葉狩りより芸術性」放送禁止用語を堂々流すTOKYO MX
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2009/01/04
    (ばかもん!「帰マン」こそが正式な略称だ!(昔の怪獣図鑑とかはたいていそうだった)
  • 少女マンガ『しゅごキャラ!』人気を支えるオトコたち

    女「…え? 何!? ちょっと……」 男「……試してみるか?」 女「へ?」 男「ずいぶん狭そうだ……入るか?」 女「な、なに?……ダメ! こわい!」 男「ダメだ、小さすぎて入らねぇ」 ……な、なんのエロ小説の引用!? とのツッコミが入りそうだが、実はこれ、テレビ東京で毎週土曜日の朝枠に放送中の女児向けアニメ『しゅごキャラ!』(10月より『しゅごキャラ!!どきっ』)の1シーンだ。同作はもともと、小中学生向けの少女マンガ誌「なかよし」(講談社)でPEACH-PITが連載中の看板作品。ツンデレなヒロイン・日奈森あむ(小5)が、”しゅごキャラ”の力を借りて悪と戦う変身少女モノで、既刊7巻までの累計発行部数が約200万部というヒット作だ。 冒頭で紹介したのは、あむが持つ魔法の南京錠に、タキシード仮面的存在の相手役・幾斗が魔法のカギを突っ込もうとした、たわいもないシーンである。がしかし今年7月、「アレを

    少女マンガ『しゅごキャラ!』人気を支えるオトコたち
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/10/30
    (けしからん,買おう