2014年にメキシコ・ゲレロ州で失踪した学生43人の写真を手にした家族。首都メキシコ市で(2014年12月24日撮影)。(c)Alfredo ESTRELLA / AFP 【8月20日 AFP】メキシコ南部ゲレロ(Guerrero)州で2014年に学生43人が失踪した事件で、当局は19日、物議を醸した捜査を主導していたヘスス・ムリジョ・カラム(Jesus Murillo Karam)元検事総長を逮捕した。 学生たちはデモに参加するためバスで首都メキシコ市に向かっていたが、汚職警官に拘束された後、対立組織の構成員と間違えられて麻薬組織「ゲレロス・ウニドス(Guerreros Unidos)」に引き渡されたとされるが、実際に何が起きたのかは議論の的となっている。事件は国民に衝撃を与え、国際社会からの非難を浴びた。 元検事総長は、本件絡みで逮捕された人物の中で最も高位。かつて与党だった制度的革命
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