世界中で支持された漫画『神の雫』が、国際ドラマ『神の雫 Drops of God』として実写化された。一足早く配信されたフランスの日刊紙「ル・モンド」は『神の雫』がワインの本場で支持された理由を分析している。 雫は止めどなく流れ、やがて大河となる。『神の雫』は20年ほど前、普段飲んでいたワインを題材にしようと考えた姉と弟によって生み出された日本の漫画であり、44巻の一大絵巻となって世界的な評価を得ている。そして、この漫画に取り上げられたことで、多くのワイン生産地の運命が変わった。いま新たな実写ドラマ版『神の雫 Drops of God』がフランスでは4月21日からApple TV+で配信されている。 この作品は、真のワイン頌歌である。たとえば、ミシェル・コラン=ドレジェ醸造所の2000年のシュヴァリエ・モンラッシュについては、第18巻で次のように述べられている。 「このワインには、不用意に
![ワインの世界を変えた『神の雫』が本場フランスで高い支持を得た理由 | 国際ドラマ『神の雫 Drops of God』の世界配信が開始](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fd79e92ddb680ea24ebbe9efa7dc44f63df1f8ff/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcourrier.jp%2Fmedia%2F2023%2F05%2F29121535%2FDrops_Of_God_Photos_010109.jpg)