【8月18日 AFP】国際人権NGOアムネスティ・インターナショナルは18日、パレスチナ自治区ガザ地区での「意図的な飢餓政策」をイスラエルが実施していると非難した。国連(UN)や援助団体は、パレスチナ領内で飢饉(ききん)の危険が迫っていると警告している。 避難してきたパレスチナ人や、栄養失調の子どもを治療している医療スタッフの証言を引用したアムネスティは、イスラエルが「占領下のガザ地区で意図的な飢餓作戦を実行している」と指摘し、「パレスチナ人の生活における健康、幸福、社会構造を組織的に破壊している」と報告。「これは、イスラエルがガザのパレスチナ人に対して継続的に行っているジェノサイドの一部である」と述べた。 報告書は、ここ数週間に行われた、ガザの三つの仮設キャンプで避難生活を送る19人の避難民、ガザ市内の二つの病院で働く医療従事者2人への聞き取りを基に作成された。 イスラエルは、ガザへの援
