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1963年のテレビアニメ『鉄人28号』放映から今年で60年。日本では脈々と「巨大ロボット」が登場するアニメーションが制作されてきました。その魅力とは何なのか?歴代巨大ロボットのデザインと映像表現の特質に迫ります。
ARTNE › FEATURE › 連載記事 › 遮られる世界 パンデミックとアート 椹木野衣<8>リモート・アート 日本の在宅芸術の原点? NTTの電話網仮想館【連載】 インターコミュニケーション’91「電話網の中の見えないミュージアム」カタログ (写真提供:NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]) 1990年代以降、アートはグローバルな世界環境をバネに飛躍的に発展してきた。これにしたがい、国際現代美術展などの先端的な発表の場で見られるアートの主流も、かつてないほど社交的でヒトやモノが入り乱れる不定形の表現へと姿を変えていった。 「ソーシャリー・エンゲージド・アート」(社会へと参与する芸術。以下、SEA)と称されることが多いこれらの動向は、批評家/キュレーターのニコラ・ブリオーが98年に発表した著書『関係性の美学』で、「リレーショナル・アート」と呼ばれたアートの活動に端を
「室町時代は、NHK大河ドラマの題材になることも少なく、初代将軍の足利尊氏を主人公にした『太平記』、応仁の乱を描いた『花の乱』くらいで、非常にマイナーな時代。皆さんにとってはあまり馴染みのない時代だと思います」と呉座さん。「そんな中、“室町将軍”と題して、15代を紹介する展覧会は前代未聞。私は室町時代が専門なので非常にうれしいです。これを機に室町時代に興味を持っていただければ」と本題へ。 「やはり、室町将軍は“弱い”というイメージでしょうか。盤石な武家政権の江戸幕府、承久の乱など戦のイメージが強い鎌倉幕府。それに比べて室町幕府はなんとなく弱く感じますね。金閣寺を作った3代将軍・義満は例外として、将軍が守護大名の力を抑えられていないイメージでしょうか」 司馬遼太郎の小説「箱根の坂」には「国王(=将軍)というには、所領がすくなすぎた」「初代将軍・尊氏は気前が良く、家来に土地を分け与えていた」と
ヤノベケンジ氏のパブリックアート作品が博多に出現するらしい……という噂が流れ、アートファンの間でざわめきが起こったのは梅雨入り前のことだった。ヤノベ氏といえば、国際的に活躍する日本を代表する現代美術作家の一人だ。「あいちトリエンナーレ2013」「瀬戸内国際芸術祭2013」などに出品された巨大な立体作品は、高い注目を集めただけでなく、瀬戸内国際芸術祭に至っては地域の有志の人々によって作品周辺に祠が建てられたという逸話もある。それほど人を引きつける実力と魅力を備えたアーティストなのである。 果たしてどんな作品で、そしてどこで見ることができるのか。すでにテレビや新聞、SNSなどでご存知の方も多いだろうが、改めてARTNEにて紹介させていただこう。 作品の設置場所は、2017年7月14日に福岡市博多区店屋町にオープンするコミュニティ型ホステル「WeBase 博多」だ。6月20日に除幕式が開かれ、ヤ
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