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映画業界にはまず宣伝から入りました。そこで初めて携わったのが、今回の『犬王』の監督でもある湯浅政明監督の劇場デビュー作の『マインド・ゲーム』(04年)でした。同時期、「妄想代理人」(04年、WOWOW)という今敏監督のアニメシリーズにも関わって。日本のアニメーションを代表するこの二人の監督とお仕事をしたことで自分の人生が変わりました。 アニメーションに詳しかったわけではないけど、お二人の生み出す作品や仕事っぷりを見て、アニメーションの仕事をしたい!という気持ちが強くなったのを覚えています。とはいっても自分が作り手になれるとは全く思わなかったので、才能がある方の作品をどうしたら世に広げられるか。そのためのお手伝いをしたいという気持ちが強かったです。 実はアニメーションにそんなに詳しかったわけでもなく、周囲の詳しい人からのおススメ作品を観るくらいでした。学生時代も日本の古い実写映画とか、アメリ
サイトトップ インタビュー クリエイティブ好奇心 映画版も公開! 創作者を刺激する『映像研』作者大童澄瞳に聞く、受け手を考え抜くクリエイトとプロデュース力
作品掲載数は76万作以上、登録ユーザー数は191万人超え、閲覧数は最大月間20億pv(ともに2020年10月時点)。2004年に開設された「小説家になろう」は、日本最大級の小説投稿サイトとして存在感を放っています。 特徴的なのは「作品をウェブで掲載する“展示場所”に徹していく」というポリシーでしょう。競合サイトが出版などの二次展開で収益化を探る中、「小説家になろう」はあくまでも小説投稿プラットフォームであり続けることを貫き、その収益は、ほぼ広告掲載のみで構成されているのです。 TVアニメ化された『魔法科高校の劣等生』(著者/佐島勤)、『Re:ゼロから始める異世界生活』(著者/長月達平)などの有名作品によって「異世界転移/異世界転生」ジャンルを確立させ、近年では実写版・アニメ版で映画化された『君の膵臓をたべたい』(著者/住野よる)など青春小説のヒット作も生まれ、ますます目が離せない同サイト。
前回、 和文組版は言語 (language) ではなく、 組み方向と文字体系 (writing system) とにもとづくと書いた。 美しい、 すなわち読みやすい組版を実現できる技術を身につけるためには、 基本的な文字体系と組方向についての理解が必須である。 だが、 出回っている組版の教本の多くは、 組版の基本は何かの理解もないままに、 小ワザ (ITの分野ではtipsと呼ぶ) の集積に走り、 100余の事例を平面的に羅列して済まし、 それが “文字の組み方” だと言う。 これでは、 書かれていない事例に出会えばたちまち立ち往生する他ない。 アプリケーションソフトの設定メニューの多さにたじろぐしかなく、 小ワザ信仰は増長する。 けれど本来、 組版は、 人が行うものだ。 人が機械を使うのであり、 機械が人を使うのではない。 第1話で、 千篇一律のルールを戒め、 事実に即して論理立てるよう書
私は、 活版―電算写植―DTPと、 長く組版の仕事をしてきた。 単位も、 倍、 号、 ミリ (mm)、 ポイント (pt.)、 ミル (mil)、 U、 級 (Q)、 歯 (H) など……、 やっと覚えたら次の業態へ移るという按排で、 働く仲間もやめていった。 悔しかった。 どんなに技術が変わろうとも、 人は道具に使われるのではなく道具を使いこなす側だ。 「組版」 の根元を勉強しようと決心して雑誌 『WindowsDTP PRESS』 vol.8 (技術評論社、2000年8月) に 「組版の哲学を考える」 を書いてから20年経つ。 この連載でも、 機械の操作法や 「これが正解」 という教義を示すのではなく、 実際の現場仕事で学んだことを、 具体例とともに書いていきたい。 第1回は、 行頭に来る小書きの仮名 (ぁ、 ぃ、 ぅ、 ぇ、 ぉ、 ゃ、 ゅ、 ょ、 っ) や音引き (ー) について考
映画館ではなく、ホールや公民館、学校、イベント会場などで映画を見た経験はありますか。 上映される作品は、社会派ドキュメンタリーや過去の名作、子ども向けアニメ…。主催は自治体や自治会、●●実行委員会などさまざまだが、これらの映画がどのような仕組みで上映されているかご存知だろうか? そんな場合かなりの確率で、チラシにもパンフレットにもまず名前が出てこない、各地のという配給会社の存在があるのだ。 映画センター全国連絡会議は、各地の映画センターを束ねる組織。議長の竹内守さんは、京大生時代に映画の世界にのめり込み、老舗の映画センターである株式会社京都映画センターに入社した。現在は同社の社長と同時に全国連絡会議の議長を務めている。 「配給会社」という、我々が普段、あまり意識することのない存在。どのようなビジネスを展開しているのか、竹内さんにお話を伺った。 映画館がないのなら、映画を届けよう映画センター
アニメや特撮においてレジェンドの作曲家のひとりが渡辺宙明さん。「マジンガーZ」をはじめとした渡辺さんの曲を、全く聞いたことがない人はいないのではないでしょうか。 渡辺さんは御年94歳となった今なお現役で、63年という驚異的な年月を楽曲制作の第一線で活躍されてきました。数々の映画やドラマ、アニメや特撮と多くの作品に曲を提供され、国内外で高い評価を受け、2019年には文化庁映画賞を受賞したのです。今回は渡辺さんに、音楽と歩んできた人生と、楽曲制作について伺いました。
Vol.149 株式会社博報堂 ビジネス・インキュベーション局 エグゼクティブ・クリエイティブディレクター/スダラボ代表 須田和博(Kazuhiro Suda)氏 Profile 1967年新潟県生まれ。1990年多摩美術大学卒・博報堂入社。アートディレクター、CMプランナーを経て、2005年よりインタラクティブ領域へ。2009年「ミクシィ年賀状」で、東京インタラクティブ・アドアワード・グランプリ受賞。2014年スダラボ発足。第1弾「ライスコード」で、アドフェスト・グランプリ、カンヌ・ゴールドなど、国内外で60以上の広告賞を受賞。 紙からCM、そしてWebへ。あらゆる領域の広告を経験してきた博報堂のエグゼクティブ・クリエイティブディレクター須田和博さん。海外の広告賞で高い評価を得た「ライスコード」や「赤ちゃんが泣きやむ動画」としてママたちの必需品となった「ロッテ・カフカ」など、これまで数々
いわゆるPC書という世界で、正直あまりよく知りませんでした。ネットで調べると、井上さんの著書は、オリジナリティがあって、読者、ユーザーが心から「ほしい」と思えるものが満載されているのだそうです。なるほど、うっかり生きていると、こういう世界の、こういう寵児の存在に気づかずにいてしまうのだと反省しきり。その勢いに乗って取材を申し込むと、快く応じていただけました。ただし、今回は、ご本人の希望で特典映像はありません。ご了承ください。デザイン素材集やCG・Flashなどの教則本を執筆している方です。かなり売れてます。根強いファンが、たくさんいます。「ほんとかね」と近くの大型書店に足を運ぶと、最新刊がドカンと平積みになっていて、何人もの人が手にとっていました。 「その飾りどうしたの?」、「素材集だよ」、「どこの?」みたいな感じでちょっとずつ広まってるみたいです。 売れていますね。やっぱり、売れるのはい
プロデューサーとして駆け出しで売り出し中のころ、 カンヌ広告祭に行く機会に恵まれました。 カンヌに着いてホテルのロビーにいたら その当時メチャクチャ売れてて、いい仕事していて、威張っている感じの 他の会社の名物プロデューサーに声をかけられました。 「おう、お前が櫻木か、最近名前聞くなあ、生意気なんだって?」 プロダクションのプロデューサーは、実は他社のプロデューサーとの 横のつながりはあまりありません。 引き抜きやプロダクション間の移籍の疑いがかけられるし いろんな機密を持っているので、他の会社の人と仲良くするのは よくないとされていました。 コンプライアンスにうるさくなった今でもそうですが。 そういう意味で、他社のプロデューサーの話を聞ける機会は 飲み屋でたまたま出会うか、日本から遠く離れたカンヌ広告祭ぐらいしかありませんでした。 カンヌでのプロデューサーの役割は、建前は広告の勉強ですが
Vol.145 株式会社シンソフィア プロデューサー 加藤 大典 氏、ディレクター、アートデザイナー 櫻井 明香 氏 アイドルテーマパーク「プリパラ」を舞台に、⼥の⼦たちがアイドルとして活躍するアミューズメントゲーム『プリパラ』。ゲームとTVアニメが人気を博し、2017年4⽉からは新シリーズの『アイドルタイムプリパラ』となり全国のアミューズメント施設で大好評稼働をしています。 そんな『プリパラ』の⼤きな魅⼒になっているのが、「コーデ」と呼ばれる個性的でかわいらしいアイドル⾐装の数々で す。これらはどのようにして作られているのか、本作のコーデのデザインを⼿がける、株式会社シンソフィアのアートデザイン部デザイナーの櫻井明⾹(さくらい はるか)さんにインタビューを実施。『わがままファッションガールズモード』(※1)や『プリティーリズム』(※2)など、10年以上にわたって⼥の⼦向けコンテンツの⾐装
「俺はいいけどYAZAWAがなんて言うかな?」 という名言があります。 諸説ありますが、 エーちゃんが、コンサートで地方を回っているとき、スタッフの手違いで、エーちゃんが宿泊するホテルの部屋がしょぼい部屋しか用意できなかった。スタッフがそれをおそるおそる伝えたときにエーちゃんが言った言葉。 とされています。 どういう意味なんでしょうか? 僕が以前所属していたCM制作会社の社長が、僕を制作からプロデューサーに昇格させるときに、社長室に僕を呼んで言った一言があります。 「櫻木よー、お前、プロデューサーになるときには性格を変えろ」 僕は意味が分かりませんでした。 「僕の性格ではプロデューサーは無理ってことですか?」 とっさに聞き返していました。 社長はこう続けました。 「違うよ。どっちかっていうとその辺のやつよりお前はP向きだ。 だけどCMプロデューサーって職業は普通の人間が素のままでできる仕事
動物園に専属デザイナーがいるのをご存知ですか?今回のゲスト、北村直子さんは、東京・武蔵野市にある動物園、井の頭自然文化園(以下、井の頭)所属のデザイナー。井の頭のゾウ「はな子」の絵本『せかいでいちばん手がかかるゾウ』( 教育評論社 )をはじめ、絵本作家としても活躍しています。 日本の動物園では、パイオニアである北村さんにお話を伺いました。 まずは、動物園のデザイナーという仕事について教えてください。 主な仕事は、園内のサイン(動物紹介などの看板、案内標識)やポスター、チラシ、特設展示などのデザインです。 他にも、動物園のオリジナルグッズを作ったり、時には遊具や建物の色を決めたり、園内のデザインイメージを統一するのが仕事です。 他の動物園にもデザイナーは、いるのですか? 私が知っている限り、(デザイナーという職種でのの常駐について)日本では、たぶん井の頭がはじめてだと思います。 現在、都立で
CMS、デザインテンプレート、ドメイン、ロゴなど、ウェブサイト制作に関するプラットフォームを提供しているSquarespaceが、最近、新しいインターフェース(Squarespace7)をリリースしました。その新しいインターフェースが使いやすく、フレッシュな感じなのです!またそれだけではなく、Getty ImagesやGoogleとのコラボレーションにより新しいサービスも盛り込んできました! このビデオを見ただけでも「Squarespaceでウェブサイトを作りたい!」とワクワクしてきませんか? ウェブ上で視覚的にサイトの編集・デザインができるSquarespaceのインターフェースは、以前のバージョンからも魅力的でしたが、新しいインターフェースでは、同じ画面上でサイトの見え方を確認しながらより直感的な編集をリアルタイムで行うことができます。管理メニューをワンクリックで表示・非表示にできるた
iPhoneを持ち歩いているだけで、交通手段や経路、歩数などを自動で記録。撮影した写真とともに時間軸に沿ってまとめてくれるライフログアプリ「SilentLog(サイレントログ)」が話題です。シンプルでオシャレなインターフェースも評価が高く、10月10日のリリースからわずか4日間で10,000ダウンロードを記録しました。今回は、このアプリの開発元であるレイ・フロンティア株式会社を訪問!活気あふれる開発現場で、澤田典宏取締役と、デザイナーの田中宏幸さんに開発秘話や今後の展望などについてお聞きしました! リリース直後に10,000ダウンロード達成とは、すごい反響ですね! 澤田さん:AppStoreのベスト新着Appに掲載してもらったので、一気にダウンロードされました。Apple社に高い評価をしてもらったのがうれしいですね。 「SilentLog」を開発することになった経緯は? 澤田さん:弊社はA
最近、立て続けにCMが放送中止になるという事件がおきました。 カエルのキャラクターが登場する缶チューハイのCMに、“ アルコール問題を扱う団体”から「キャラクターを使った表現方法が未成年の関心を誘い、飲酒を誘発しかねない」との指摘を受けたため、このテレビCMの放送を中止。 航空会社のCMでは、出演しているタレントが<金髪のかつらと付け鼻>という<日本人が思いつく外国人>の格好で出てきた事に、“外国人視聴者を中心に”「人種差別だ」という抗議が入ったため、このCMの放送を中止し、別バージョンの放送を開始。 最近のコマーシャルは、制作段階でものすごい精度の商品管理を強いられています。企画の時点で、やばそうな表現はいくら面白くても顔をしかめられて却下になるし、ギリギリの表現は広告代理店の中にある法務部の審査を仰ぐことになる。 そうやって出来上がった企画を、今度はテレビ局の局考査に持ち込み、この表現
Profile of 作田知樹(東京都行政書士会会員) 東京芸大卒。芸術家・クリエイターの知的財産管理やアートビジネスを専門とした法律コンサルタント。2000年より、アートスクールで講師/キャリアカウンセラーとして活躍したのち、2004年に日本初のボランティア法律家による芸術支援活動団体であるArts and Lawを設立、代表をつとめる
「クリステ」スタート約1年にして、テレビ界の方初登場です。なぜかご縁がなかったとしか言いようがありません。今回お会いできたのは、荻原伸之さん。ジッピープロダクションという制作会社の取締役兼プロデューサー。同社はレギュラー番組では『いつみても波瀾万丈』『ザ!世界仰天ニュース』『行列のできる法律相談所』『応援!日本経済 がっちりマンデー』『ペット大集合!ポチたま』など、特番番組では『交通警察24時』などを担当。つまり、人気番組を数多く抱える有力プロダクションということ。プロデューサーとしての荻原さんは『いつみても波瀾万丈』と『行列のできる法律相談所』を担当なさってます。あの人気番組のちょっとした裏話はもちろん、テレビ番組制作への情熱、そしてテレビ番組制作界の今後などについて、気さくに、いろんなお話を聞かせてくれました。
そしてこのロゴ。なんと、制作費用40万ポンド(約9000万円)! これを知った国民の怒りは、もちろん倍増。このロゴの廃止を求めるインターネットの署名運動では、たった2日間でおよそ5万人の署名が集まったそうです。 さらに、このプロモーションビデオで使われている、ロゴのシンボルカラーのマゼンタ色がフラッシュしながら変化するというアニメーション。これを見た人がてんかん症状を起こしたということで、この映像はすぐに新しいものに差し替えられてしまいました。 アニメーション削除後のビデオ: http://www.london2012.com/about-newlook-video.html ロンドンのオリンピック委員会では、このロゴを「ダイナミックでモダンなおかつフレキシブル。最新テクノロジーと古い伝統が交差する現代のイギリスのイメージ」と説明しましたが、一般からの不評を受けて、「すべての人の趣味に合
1998年に株式会社リクルートを退社するまで、“創刊男”と呼ばれ、同社の屋台骨を支えた方です。出版界で“創刊男”と呼ばれるのは、ほとんどの場合“創刊編集長”、つまり編集者。しかし、くらたさんの場合は、もちろん情報誌を世に送り出しているんだけれど、それは同時に新市場開拓、新規事業立ち上げでもある。マーケッターであり、プランナーであり、事業開発者であり、同時に営業責任者でもあるくらたさんは、それまでまったく誰も「マーケット」とは気づかなかった分野に情報誌ビジネスを生み出しつづけ、世の中をあっと言わせつづけた方なのだ(この夏発刊の「リクルート『創刊男』の大ヒット発想術」(日経ビジネス人文庫)という著書にその辺くわしく記されています)。私たちが普段使っている「もの作り」という言葉に、「ビジネス作り」「市場作り」の側面が加わっているわけで、そのお話も異色と言えば異色。しかし、十分傾聴に値するお話、ど
ユーザーエクスペリエンス(user experience)――直訳すると、ユーザー経験。何を意味する言葉かといえば、「(ユーザーが)楽しく、面白く、心地よく、製品やサービスを経験する」こと。ヒューマン・インターフェイスやユーザビリティよりもさらに幅広く、上位の“提供価値”示す言葉だ。そのまま「ユーザーエクスペリエンス」と言ったり、略して「UX(ユーエックス)」と言うこともある。(以降、この記事中はUXと表記) ちなみに、ネットで「ユーザーエクスペリエンス」を検索してみると、電化製品のプロダクトデザインにまつわる情報が上位でヒットしてくる。なるほど、家電メーカーの開発者たちは、より市場に受け入れられる製品作りのためにUXに取り組んでいるのだということがわかる。そして、そんな家電メーカー開発者たちに負けず劣らず真剣にUXに取り組んでいる人たちがいる。それは、Webデザイナー(Web開発者)だ
アニメファンの間には、かなり名の轟いている方です。なので、誤解のないよう主語を明確にしておきますが、筆者(清水)は、個人的に『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズと『∀(ターンA)ガンダム』を高く評価しています。フォークロアなのに官能的なものから、ソリッドでクールなものまで、ほんとにかっこいい主題歌、挿入歌の仕上がりを絶賛しています。もちろんたくさんのファンが、いろんな評価、いろんな楽しみ方をしているはず。そちらに興味のある方は、ネット上に多数あるファンサイトを覗いてみてください。 ってなわけで、文字通り喜び勇んで出かけたインタビューであります。一説によると、最初から最後まで、不憫なくらいメロメロだったらしいです。本人はプロとして、鋭く質問し、厳しく迫り、仕事を完遂したつもりなのですが……。生まれて2度目の「サインください」をやった手前、強くは反論できないのもまた事実であります。
4月1日――エイプリルフール。毎年、欧米では大の大人が、あの大企業が、あの有名人が、本気で知恵をめぐらせて世の中を「あ!」と言わせる大嘘にチャレンジしている。この風習はちょっと、日本にはなじまないなあと思ってました。これまでは。 ところが、です。ちょっと様子が変わってきたなあと思わされるのは、やはりWEB。ネットという表現媒体上では、日本人もかなりいい感じで、素敵な嘘を披露しているようです。そんな中、昨年、今年と、気づいた人、気づいている人たちの間で、静かに、熱く、絶賛されているエイプリルフールねたがあります。それが、円谷プロダクション公式サイト/円谷ステーション(http://m-78.jp/)上が4月1日限定で架空のSNSになり変わる「m-78(エムナナハチ)」企画。ただ一言、「すごい」。ウルトラシリーズゆかりの(もちろん、ウルトラの兄弟含む)、約100のキャラクターたちがアカウント
今年もまた、大手広告会社から実力あるクリエイターが独立しました。その名は、斉藤賢司さん。お名前だけでは「?」の人も多いでしょうが、手がけた作品を見れば、どれもこれも「!」のはず。大きなキャンペーンをいくつも成功させた、博報堂の看板クリエイターのひとりです。独立して設立した会社は、「ホンシツ株式会社」。インパクトある名前ですね。やろうとしていること、なんとなくわかるような、わかった気になるともっと深い意味があって「やられた」と言わされるような・・・。少なくとも一度聞いたら忘れられないし、「どんな意味が?」と話を聞きたくなってしまう。さすが、すでにこちらの気持ちは、しっかり捕まえられているのか・・・。なんてこと考えている暇があったら、直接聞いてみようという感じのインタビューでありました。 博報堂でしてきたのは、いわば、企業コミュニケーションやブランディングのゴールの段階でCMやグラフィック広告
肖像権は目に見えない権利の上、譲渡や放棄ができない特殊な権利です。また、有名人等に認められる「パブリシティ権」との違いについても難しい問題があります。結局は歯切れ悪く「ケースバイケースです」と言わざるを得ないような分野なのですが、関心の高い分野であることは間違いありません。 そこで今回は、少し趣向を変えて、一方的にこちらから解説するスタイルではなく、最近「mixi」上のArts&Lawコミュニティ上で交わされた肖像権に関するやりとりを加筆・修正し、再構成する形でお届けします。 最初に、写真家の方から質問がありました。 著作権や商標権のような知的財産ばかりでなく、最近では「肖像権」という問題があると思います。 たとえば、意図的にしろそうでないにしろ、路上で無断でスナップした場合、その写真をどこかで発表した場合、はたまたその著作物によって利益を生み出した場合、被写体の権利はどこまで主張できる
2006年7月13日、株式会社クリエーターズという新会社が発足した。テレビ番組制作会社など26社が共同出資したもので、参加会社と発注主の間に立ち、映像制作案件を動かし、生まれた作品の2次利用、3次利用のマネジメント等も請け負う。これは、テレビ制作界に大きな変化が生まれている?そう感じ取材を申し込んでみた。結論から言うと、目線はもっと先に向けられていた。これまで地上波テレビに依存していた映像コンテンツ制作者たち、制作会社が、自らの未来を自らの手で切り開こうという意欲的な試みだったのである。発起人のひとりであり、同社社長でもある高村裕さんにお話を伺った。 株式会社クリエーターズは、どんな会社ですか? 独立系映像制作プロダクション26社が出資し、めまぐるしく変化する映像コンテンツの制作環境、ビジネス環境に対応する活動を目指して設立しました。出資会社は、ほぼテレビ番組制作会社です。これまで地上波テ
陳腐な表現でご本人は不本意でしょうが、WEB業界以外の方にも速やかに理解してもらうために、あえてこの言葉を使います――WEB業界のカリスマのひとりです。著書『Web標準の教科書』は、多くのWEBクリエイターたちがバイブルとしてデスクに置いています。セミナーやイベントで講演もするし、実務家向け講習や専門学校で講師もします。理論だけではありません、現役のWEBクリエイターとして、WEB構築の実務もこなしています。そんな多岐にわたる活動をサイバーガーデン(http://www.cybergarden.net/)というプロジェクト名のもとに行い、WEBの現状と未来を考え、発言し、行動している。それが益子貴寛さんです。あったり前ですが、WEBの見識深いです。講演やプレゼンテーションで鍛えられているのでしょうか、論旨明確、弁舌爽やか、なかなかに人を惹きつける方です。なにより、仕事と生活を心の底からエン
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