ブラジルのリオデジャネイロで開催された「エムテック2015」で講演する、米マサチューセッツ工科大学メディアラボのマルセロ・コエリョ氏(2015年11月18日撮影)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA 【1月4日 AFP】「ぱっとしない仕事着を、パーティー用のドレスやスーツに変えてくれるガジェットがあったら」「新しい友人探しを手伝ってくれるデバイスがあったら」──そんな夢想を抱いたなら、相談すべき相手は、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のマルセロ・コエリョ(Marcelo Coelho)氏(35)だ。 MITのメディアラボで流動インターフェースを研究するコエリョ氏は、ともすれば身に着ける人よりも賢い、最新鋭のウェアラブル・デバイス(装着用端末)の開発に取り組んでいる。最も前途有望な領域の一つは、コンピューターを組み込んだ服、つまり「自分で考えてくれる服」だ。 「日中は仕事用のシ
