津波被害と作付制限で14万t減の見込み 県内・県間調整で減少分をカバー 農林水産省は4月27日、東日本大震災による米生産への影響と、県間調整、今後の需給見通しなどを公表した。 ◆県間調整は2.7万t分 津波による農地の被害は約2万4000haあり、このうち約2万haが水田。このほか、地震による液状化や水利施設の損壊もあり、23年産米の生産量が9万t減少すると見込んだ。 さらに原発事故によって設定された「警戒区域」(原発から20km圏内)、「計画的避難区域」、「緊急時避難準備区域」では作付制限が行われるため、5万t(1万ha弱)の減少を見込んだ。 合わせて14万t程度の生産減となるが、県内・県間調整によってこれまでに12万t程度の引き受けが決まったことから減少分のほとんどはカバーできるとしている。 県間調整は宮城県が2000ha相当の1万600t、福島県が6500ha相当の3万5000tを希
女性部加工グループから「企業組合」が誕生 JA福井市 JA福井市女性部の加工グループから今年4月、企業組合「ファームまぁま喜ね舎(きねや)」が誕生した。JAと県中小企業団体中央会の支援によって実現。県内での農村起業グループとしては6例目となる。 企業組合とは個人同士が集まって一つの事業体として活動する組織。メンバー全員が平等な立場で事業にかかわることができ、営利よりも相互扶助を重視するのが特徴だ。 同組合の活動拠点は管内にある農産物直売所「アグリらんど喜ね舎 愛菜館」。現在、メンバー35人で看板商品の「おはぎ」をはじめ、地元農産物の加工品を製造している。 グループ活動からステップアップ ◆直売所とともに成長 これまでは女性部加工グループとして、喜ね舎の加工部門で活動してきた。定休日の水曜を除き、11グループに分かれ交代で加工品を製造、グループ別による活動は各グループの特色が商品に出る魅力
【緊急調査】全国市町村長に聞く―TPP問題 農業・農村の壊滅を強く懸念 ・TPP参加で「農業に悪い影響」は84% ・賛成はわずか7% 人口ウエイト集計 ・農業と商工業の対立 ・農村と都市の対立 ・「どちらでもない」派の困惑の意味とは? ・政府は説得できていない ・拙速なTPP参加決定は止めよ 小紙では政府が昨年11月に「包括的経済連携に関する基本方針」を閣議決定して以降、この問題を幅広い視点で考えるため昨年末から「シリーズ・地域と命とくらしを破壊するTPP その本質を考える」を連載してきた。 今回は、全国の首長らはTPP問題をどう考えているかを探ろうと、3月から4月にかけて緊急アンケート「全国市町村長に聞く どう考えるか? TPP参加問題」を企画し、全国の首長あてにTPPとその影響についての意向調査を行った。ただし、3月11日に東日本大震災が発生したことから、東北地方の一部自治体への依頼
ついに完成しました! みつばち百花のニューズレター「Letter from Honeybees」です。 ミツバチと仲良くなりたい人のための「ミツバチと花のファンタスティックな関係を科学の視点から見つめていく」冊子です。 今回の記事は、 みつばち百花顧問で玉川大学ミツバチ科学研究センター教授の佐々木正己先生へのインタビュー「花から知るミツバチの秘密」 みつばちのための花暦 春から初夏へ みつばち百科「蜜蝋」 はちみつレシピ:カヌレ などです。 とってもうれしくて、まずはミツバチたちに報告しました。 蜂影が!羽音がブンブンしています。
エネルギー保存の法則を無視して、無限のエネルギーを取り出せる。水に「ありがとう」と書いた紙を見せれば美しい結晶ができる……なんだかヨタ話のように感じるけれど、どこがおかしいのかよく分からない。 もしかしたら本当のことで、しかもいいことを言っているのかも? 対処に困るそんな言説に対し「それはおかしい」と声を上げる活動をネット上で長らく続けてきた科学者がいる。大阪大学の菊池誠教授は、「科学的な装い」をまとって信憑性の低い言説をもっともらしく見せようとする動きを「ニセ科学」と名付け、警告する活動を行なってきた。 ニセ科学は増え続けている 活動の一環は、2006年3月の第61回日本物理学会年次大会シンポジウム「『ニセ科学』とどう向き合っていくか?」で発表され、新聞各社に取り上げられた。 2007年12月には名古屋大学で開催されたシンポジウム「ニセ科学・情報を見る学問の眼」の講師としても招かれるなど
株式会社生活環境研究所です。食品の安全性や表示、機能性など食品科学に関する情報を、出版物やセミナーなどで提供しています。 ◆業務/取材依頼◆ info@skk-inc.co.jp ◆事業内容◆ 食品科学に関する執筆、広報誌・パンフレットの制作、講演、セミナーの開催など。詳細はこちら ●本サイトに掲載されているの文章、画像などの著作権は、サイト管理者または第三者である著作権者に帰属します。 ●これら著作物を、私的利用の範囲を超えて、著作権者の許諾なしに複製することは禁止しております。 4月18日、食品総合研究所による緊急シンポジウム「放射性物質の食品影響と今後の対応」が開催されました。 当日は1,000名以上の参加希望者がおり、定員を超えていたそうです。参加者はおもに食品企業だとのことで、業界での注目度の高さをうかがい知ることができます。 今回は、シンポジウムで講演された日本
株式会社生活環境研究所です。食品の安全性や表示、機能性など食品科学に関する情報を、出版物やセミナーなどで提供しています。 ◆業務/取材依頼◆ info@skk-inc.co.jp ◆事業内容◆ 食品科学に関する執筆、広報誌・パンフレットの制作、講演、セミナーの開催など。詳細はこちら ●本サイトに掲載されているの文章、画像などの著作権は、サイト管理者または第三者である著作権者に帰属します。 ●これら著作物を、私的利用の範囲を超えて、著作権者の許諾なしに複製することは禁止しております。 4月22日、消費者庁栄養成分表示検討会(*1)の第四回が行われました。 *1:現在、日本では栄養成分表示は任意ですが、本検討会で来年の夏をめどに義務化の検討を含めた議論を行うことになっています。 以前の検討会の傍聴記録はこちら→第一回、第二回、第三回 本検討会は15名の委員で構成されており、今
マラソンなど極度に疲労する長時間の運動時に脳の貯蔵エネルギーであるグリコーゲン(糖質)が減少し、疲労をもたらす新たな原因となっていることが、征矢(そや)英昭・筑波大教授のチームによるラットを使った実験で分かった。疲労を予防する運動やサプリメント開発につながる成果として27日の英科学誌ザ・ジャーナル・オブ・フィジオロジーに掲載された。 研究チームはラットをランニングマシンで2時間連続して分速20メートルの速度で走らせる実験を行った。疲労したラットは低血糖化が進み、筋肉と肝臓でグリコーゲンが激減した。ラットの脳を調べると、脳の疲労を引き起こしグリコーゲンを分解する神経伝達物質(セロトニン)が増えた一方、運動に関係する部位(海馬など)のグリコーゲンは約50%減った。 従来、長時間の運動による疲労の原因は、筋肉のグリコーゲンの減少と考えられていた。今回、セロトニンが引き金となってグリコーゲンを減ら
◇農家でうわさに 産地などの管理甘く 国の暫定規制値を超える放射性物質が検出され出荷制限中だった香取市産ホウレンソウが、匝瑳市の民間の「八日市場青果地方卸売市場」に出荷され流通していた問題で、この青果市場について、香取市内の一部の農家の間で「制限中でも出荷できる」とうわさになっていたことが、出荷した農家などへの取材で分かった。青果市場の泊元明社長は27日、「どこの誰が作ったものか分からないまま受け入れていた」と説明した。【黒川晋史、森有正】 県の調査によると、香取市産ホウレンソウが出荷の自粛や制限の対象だった4月1~22日、同市の少なくとも農家10戸が問題の青果市場に計7885束を出荷。大半は家庭などで消費されたとみられる。詳しい流通経路は現段階で不明だが、青果市場のある匝瑳市周辺が中心で、県外はごくわずかとみられるという。 県内の農業関係者などによると、同青果市場は出荷規制のかかった農産
変更履歴 2018-12-15 データ取得元サイトのHTML変更が原因で2018-09-21以降のデータが更新されなくなっていたのを修正しました。 2016-10-22 スマートフォン対応のデザインに変更しました。 2016-05-01 毎月の地震発生回数の推移のグラフを見やすくしました。 2012-05-20 最近100回の地震一覧で、震度一覧の地図画像の表示や日本気象協会の地震情報へのリンクの設置を行いました。 2012-03-15 毎月の地震発生回数の推移グラフの開始月を、2011年3月からではなく2010年1月からに変更しました。 最近100回の地震一覧を追加しました。 2012-03-03 震源ごとの毎月の地震発生回数の推移グラフを追加しました。 各グラフをマグニチュード、震度、期間で絞り込めるようにしました。 デフォルトでは先月と今月の2ヶ月間のデータのみを対象に表示するように
前の記事 個人情報7500万件流出、「プレステ・ネットワーク」に侵入 アリの群れが水上で「いかだ」になれる理由 2011年4月28日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman ブラジルに生息するヒアリ(Fire Ant、学名Solenopsis invicta)は、暴風雨に見舞われたとき、「いかだ」を作って生き延びる。アリの外骨格はもともと水をはじくが、それでもアリが1匹の場合は、水に落ちれば溺れてしまう。ところがヒアリのコロニーは、洪水で巣から押し流されると、群れ全体で「いかだ」の形になり、そのまま水の流れに何週間も浮かび続けることができるのだ。 このヒアリの行動をヒントに、将来、小型の群ロボットが開発され、人間が入れないエリアを探索したり、流出した石油を除去したりするのに活躍するかもしれない。 Image
前の記事 ソーシャルネットとナルシシズム:研究結果 MITメディアラボ新所長、伊藤穣一氏に聞く 2011年4月28日 社会 コメント: トラックバック (0) フィード社会 Sam Gustin Photo courtesy Joi Ito/Flickr.サイトトップの画像はWikimedia 誕生から25年を迎えるマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボは、第4代所長として伊藤穰一氏を指名した。伊藤氏は、一見「落ち着きなく」見える自身の経歴もあって、因習に捕らわれない研究アプローチで有名なメディアラボは、まるで「わが家」のように感じられると述べている。 伊藤氏は、2010年に辞任したFrank Moss氏に代わってMITメディアラボの所長を務めることになる。メディアラボは、1985年にNicolas Negroponte氏(日本語版記事)によって創設された。Negroponte氏は
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 東日本大震災の発生から1カ月半が過ぎた。にもかかわらず、とても余震とは思えないほどの大きな揺れが、いまだに各地で見られる。心休まる時を迎えることができずにいる。 この震災が日本経済に与えた影響は大きい。観桜会、人事異動、卒業、入学、進学、就職と――多くの人が人生の転換期を迎え、消費活動が活発になるこの季節だが、盛り上がりに欠けている。「自粛せよ」と言われなくても、どこか気が晴れないところへ「自粛」の声。 その打撃を、真っ向から受けたのが「晴れ」の席を盛り上げる日本酒、と言ってよいかもしれない。 余震が、再生への一歩を阻む マグニチュード9の超巨大地震が起こったその直後から、被災した酒蔵は周囲の心配に応えて、ネットを使って被害状況や安否を伝えた
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2011年3月11日、記録破りのマグニチュード9.0の大地震が東北地方を襲い、その後の大津波を伴って、死者と行方不明者を合わせ約3万人という第二次大戦後で最大の災害が起きた。亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の方々に心よりお見舞いを申し上げ、その悲しみと苦しみに心を馳せるものである。 この地震の影響は実に広範囲の地域で感じられた。首都圏ではほとんどすべての交通機関が止まり、自宅に戻れない帰宅難民が出た。ターミナル駅では2万人を超える人々が足止めにあったようだ。大規模な停電や石油精製所の火災も起き、電力が我々の生活のあらゆる局面でいかに重要な働きをしているかという事を実感した。福島第一原子力発電所は我々が常に危険と共に生活してい
〒107-6122 東京都港区赤坂 5-2-20 赤坂パークビル22階 TEL 03-6234-1166 FAX 03-3584-7390 Copyright © 2006 - 2014 Food Safety Commission. All Rights Reserved.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く