科学技術の分野ですぐれた業績をあげた研究者に贈られる「日本国際賞」の授賞式が、天皇皇后両陛下も出席されて東京都内で行われました。 ことしの受賞者は、パソコンやスマートホンの液晶画面を進化させる半導体を開発するなど、材料開発の分野で広く社会に貢献した東京工業大学教授の細野秀雄博士と、遺伝子の解析技術を活用して農作物の品種改良を進める新たな手法を開発したアメリカ・コーネル大学名誉教授のスティーブン・タンクスリー博士の2人です。 式典では、国内や海外の研究者などおよそ1000人が見守るなか、2人に賞状や記念の盾が贈られ、両陛下は笑顔で拍手を送られていました。