震災がれき道内に仮置き 環境省検討 苫小牧を念頭 (06/14 08:25) 環境省は13日までに、東日本大震災の被災地のがれき処理を加速するため、使われていない北海道の工業団地を仮置き場として活用する検討を始めた。具体的には苫小牧市の臨海工業団地に、燃料として再利用できる木材などに限って搬入する案が出ている。ただ、地元自治体は受け入れに慎重な姿勢を示しており、実現するかどうかは不透明だ。 菅直人首相が松本龍環境相に検討を指示した。北海道南部の同市臨海部なら被災地と地理的にも近く、がれきの運搬も行いやすいためとみられる。同工業団地は企業立地が進まず、スペースに余裕があるという。 < 前の記事 | 次の記事 >