役所でも何かの契約でもいいですが、あなたがその担当者と対面で手続きをしているとします。ところが説明しても相手は要領を得ず、全然手続きが進まない。誰しも経験があることかと思います。 (※話を簡単にするため、自分の説明の仕方には問題がないものとします) そこで人がすることは大体以下のように分かれるのではないでしょうか。 分かるまで何度も説明・説得する 諦めて自分のリクエストを妥協する 怒る 分かる担当者に変わってもらう 一番早く解決しそうで現実的なのは「4」ですが、どうも冷たい、人間味に欠ける感じがします。それはなぜか。「話せばわかる」という可能性を無視しているからです。 あらゆる物事がシステム化された現代社会では、現実的な判断というのは往々にして「人ではなくシステムに働きかける」ものになり、このように人間の心がない風になってしまうんです。 さて、この話には続きがあります。 上の「4」の選択肢