誰もが簡単できると思っている「ご飯を炊いて、いただく」ということ。私たちの働き方や暮らし方が確実に変わり続けているのですから、炊飯だって昔のままということはありません。あなたの知っているご飯の炊き方、本当に正しいですか? ご飯の世界だって、常にアップデートしているのです。 当連載コラム「ライスハッカー」では、あなたの暮らしがちょっと楽しくなる、お米やご飯に関するアレコレをお話していきます。今回のテーマは、ご飯を保存するための道具「おひつ」です。 「おひつ」とは? 「おひつ」とは、炊きあがったご飯を移し入れておく容器のこと。最近では、陶器やセラミック製のものも増えてきましたが、椹(さわら)や檜(ひのき)など木製のものが主流の昔ながらの道具です。 大きさはさまざま。小さなものは3合ぐらいから、大きなものは2升以上入れられるものもあります。とはいえ、今では保温機能付きの電気炊飯器でご飯を炊く方が