【ロンドン三木幸治】国民投票で欧州連合(EU)離脱派勝利が確実になったことを受け、英国社会は激震に見舞われた。 英国・欧州経済の中心である首都ロンドンの金融街シティーは「ショック状態に陥った」と英主要紙ガーディアン(電子版)は報道。アナリストの一人は英通貨ポンドが30年ぶりに急落したことに「最悪の夜だった」と衝撃の強さを語った。 一方、残留派だった野党・労働党のジョン・マクドネル報道官はロイター通信に「賃金が上がらない状態が7年も続き、多くの有権者の不満が表れた結果だ。彼らの話を聞くことから始めなければならない」と述べた。