アニメ放映と連動する形でスタートし、単行本全5巻に渡る長編となった漫画『デビルマン』の実写化映画作品。 製作・配給は東映。 プロデューサーは冨永理生子、松井俊之、北﨑広実。 監督は那須博之、脚本は那須真知子。 21世紀初頭、邦画でもようやくCG技術が普及し始め、長らくアニメーション以外では再現不可能と言われていた漫画的表現が実写でもある程度可能になってきていた。再現できたとはとても言えないが そのため、『忍者ハットリくん』『新造人間キャシャーン』『キューティーハニー』など、アニメ・漫画の実写映画化ブームが起こっており、本作もその流行に乗る形で制作・公開された。 例にもれずCGの多用の他、俳優の演技も光る作品である。 有能だが常人離れした親友の飛鳥了に懸命について行く青年。 了からデーモンの存在と親子ともどもデーモンに合体されたことを打ち明けられ、殺してくれるよう頼まれるが断った時、奇しくも