コロナ禍において演劇の未来はどうなる? ネルケプランニング・野上祥子社長が語る【インタビュー連載・エンタメの未来を訊く!】 エンタメビジネスの未来について、各業界の識者に話を訊くインタビュー連載「エンタメの未来を訊く!」。第6回は、2.5次元ミュージカルをはじめとするさまざまな演劇作品を世に送り出してきたネルケプランニングの代表取締役社長・野上祥子氏にインタビューを行った。 新型コロナウイルスの感染拡大によって大きな打撃を受けた昨年から今年にかけても意欲的に新作の上演を行い、公演のライブ配信などオンライン展開もいち早く手掛けてきたネルケプランニング。危機の渦中にあってもひときわエネルギッシュに動いてきたのは何故だったのか。その背後にある熱意と思いを語ってもらった。――まず、新型コロナウイルス感染拡大によって大きな影響を受けた昨年を振り返って、野上さんとしてはどう感じていますか? 本当に目ま
ゲイリー・オールドマンをウィンストン・チャーチルに変身させた特殊メイクで初のオスカーを受賞して2年。京都出身のカズ・ヒロが、今度は「スキャンダル」(2月21日日本公開)で、またもやこの部門にノミネートされた。 この仕事を彼に依頼したのは、プロデューサーも兼任する主演のシャーリーズ・セロン。FOXニュースチャンネルのトップ、故ロジャー・エイルズによる長年にわたるセクハラをテーマにした今作で、カズ・ヒロは、セロンを実在のキャスター、メーガン・ケリーに、ニコール・キッドマンをやはりキャスターのグレッチェン・カールソンに、またジョン・リスゴーをエイルズに、大変身させている。今回も、前回同様、すでにヘア&メイクアップ・アーティスト組合(MUAHS)や放送映画批評家協会賞を受賞、英国アカデミー賞にもノミネートされるなど、ほかのアワードをどんどん制覇しており、オスカーでもフロントランナーと見て間違いない
2000年代以降を日本で過ごしてきた人なら誰でも、彼女のことをまだあどけない頃から知っているはず。14歳でアイドルデビュー後、“不動のセンター”としてAKB48の人気を培った立役者。2012年に21歳で同グループを卒業後は、女優として活躍、名だたる監督たちの心を鷲掴みしてきた。芸能界の第一線で長く活躍し、若くして結婚・出産も経た彼女だが、今でも理想の自分と現実のギャップに悩むことはあるという。そんなときは「立ち止まらずに考え続ける」。お話を伺って、彼女がいま一際輝く理由がわかった気がした。前田敦子は逃げないし、ブレないのだ。 新作映画『旅のおわり世界のはじまり』は、中央アジアの国ウズベキスタンで移ろっていく“心の物語”。主人公・葉子は旅番組のロケで、怪魚が棲むという湖や雄大な自然、そして首都タシケントの喧騒や熱っぽいバザールなどをめぐる。120分間の映画に、葉子がいない場面は一切ない。カメ
記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 これまでの連載は、私たちユニバーサル・スタジオ・ジャパンが挑戦してきていることをいくつかの切り口で説明してきました。今回からは、市場に価値を創造・伝達するマーケターになるために大切な3つのことを説明していきます。これらの3つは、T (Thinking<考える力>)、L (Leadership<リーダーシップ>)、P (Passion<情熱>)です。今回は、最初の「考える力」について説明します。 消費者や顧客のために考えることが最も重要 マーケターの役割は、消費者や顧客が商品を購入する理由をつくることであり、商品が売れやすくなる環境をつくることです。プロセスとしては、価値を提供する消費者や顧客を決め、彼らが抱えている課題を発掘し、それを商品開発に反映し、魅力的な方法で消費者や顧客
刀剣男士たちが未来に向かって進んでいく物語 刀剣男士・山姥切国広のことを「僕の俳優人生の相棒です」と表現する荒牧慶彦。舞台『刀剣乱舞』、7度目の出陣だ。 名立たる刀剣が戦士の姿になった「刀剣男士」たちが、歴史改変を目論む「歴史修正主義者」から歴史を守るために戦う、刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」(DMM GAMES/Nitroplus)。全国で刀剣ブームを巻き起こし、ゲームを原案としたミュージカルや舞台、アニメ、映画化も大ヒット。様々なメディアでも取り上げられ、知名度と人気も急上昇中だ。 荒牧「今まで『刀剣乱舞』をご存知なかった方々にも認知されていくのは本当に良いことだなと思っています。ミュージカル『刀剣乱舞』が年末の紅白歌合戦に出場したり、実写映画が公開されたり……。ここまで来たか、という気持ちはありますね。多方面で展開していく『刀剣乱舞』に僕も携わることができ
荒牧慶彦、心打たれた北園 涼の芝居とは? MANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN & WINTER 2019~秋組×冬組×GOD座インタビュー(1) 熱量の秋組、色気の冬組、プライドのGOD座 ――改めて、それぞれの組で“他の組には無い良さ”はどこだと思いますか? 水江:秋組で言うと、“男らしさ”と純粋な拙い“熱量”。熱量は冬組も内側からひしひしと伝わるのですが、素直に出す熱量は秋組のほうが強いんじゃないかな、と。ある意味、素直にぶつかり合っている組だと思います。 中村:全部を発散して伝えるキャラが多いです。あと、一緒にご飯とか行くと、地元の先輩と集まっているみたいで。(水江を見て)「やっぱり秋組だな」って思うよね? 水江:学生感があるよね。 中村:みんなでめちゃくちゃ焼き肉食べたりしました。全員が体育会系ですね。 荒牧:冬組は、“大人の色気、距離感”。キャラクターもストーリーも
「辞めるけど大丈夫なのかな」って人は絶対いない ──この組み合わせでインタビューできるのは感慨深いですね。伝説のハロプロ女ヲタが2人そろって! 柏木由紀 あはは(笑)。あんな田舎者が、こんなおしゃれなスタジオで取材を受けて(笑)。 指原莉乃 やったー! ──それこそアイドルになる以前から、2人は長い付き合いなわけじゃないですか。 指原 そう思うとそうだね。 柏木 確かにヤバいくらい長い。 ──そんな指原さんが卒業することについて、柏木さんにはどんな思いがあります? 柏木 私は普通に友達という枠でもホントに仲良しで、楽屋とかでも一番しゃべるのはさっしーなので、普通に寂しいというのはやっぱりあります。グループのメンバーとしても寂しいんですけど、それ以上の仲のよさがあるので、純粋に寂しいなって。でも覚悟はできてたというか、そんなにビックリはしていなくて。来る日が来たなという感じです。 ──これく
『映画刀剣乱舞』特集第4弾は、クリエイター陣から、脚本家の小林靖子にインタビュー! “靖子にゃん”の愛称で特撮界隈を中心に、ドラマやアニメでも熱い支持を得ている実力派ストーリーテラーが、初めて対峙した『刀剣乱舞』の世界。2.5次元舞台やアニメ作品など幅広く展開されている『刀剣乱舞-ONLINE-』から、“ここにしかない本丸”を導き出した。その創作の過程を語ってもらった。撮影/渡部俊介 取材・文/横澤由香 制作/アンファン 「映画刀剣乱舞」特集一覧初見の人でも世界観がわかるよう、本能寺の変を題材にした『刀剣乱舞』という作品はご存知でしたか?タイトルぐらいは知っていた、というくらいで…脚本を書くにあたって改めて原案のゲームをやりました。あと、舞台も拝見しました。舞台はストレートプレイ(舞台『刀剣乱舞』)ですか?ストレートプレイとミュージカル、どちらもです。ミュージカルはみなさんペンライトを持っ
『映画刀剣乱舞』が、2019年1月18日(金)に全国ロードショー。 人気PC&スマホゲーム“刀剣乱舞”初の実写化原案の『刀剣乱舞-ONLINE-』は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた"刀剣男士"を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シュミレーションゲーム。2015年のリリースから200万人以上が登録、さらに2016年リリースのスマホアプリ版『刀剣乱舞-ONLINE- Pocket』は500万ダウンロードを突破した。その後もゲームのみならず、アニメやミュージカル、舞台など様々なメディアでも好評を博し、一大コンテンツとしての成功を収めた。 2.5次元舞台で人気を集める鈴木拡樹など実力派俳優が熱演"刀剣男士"らメインキャストは、2.5次元舞台で人気を集めている、三日月宗近役の鈴木拡樹をはじめ、山姥切国広役の荒牧慶彦、薬研藤四郎役の北村諒、へし切長谷部役の和田雅成といった俳優陣が担当。舞台『刀剣乱舞
― 紅白出場という、役者さんとしてはなかなかない経験をされた感想からお聞かせください。 黒羽:夢のようなステージに立つことができて、とても光栄です。自分が普段聴いているアーティストさんたちのパフォーマンスをモニター越しですが近くに感じ、見ることができて、とても幸せな時間を過ごすことができました。リハーサルの段階から記者の多さ、フラッシュの多さに衝撃を受けましたね。 ― 紅白からの「CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2018→2019」出演という、刺激的な年越しになったと思いますが、年越しの瞬間はどのように迎えましたか? 黒羽:刀剣男士全員で輪になって迎えました。 ― 両番組の出演で、反響も大きかったのでは? 黒羽:家族や友人から本当に多数、連絡をいただきました。これまでバラエティやドラマなどTV出演自体はありましたが、2018年の最後に一番多く連絡をもらった瞬間だったと思います。 ―
深夜のテレビ番組がきっかけで大ブレイク ──「一万円選書」が生まれた背景についてお聞かせください。 岩田 いわた書店は、40坪程度の小さな書店です。1958年に私の父が開業し、私が跡を継ぎました。90年代に入るまでは、本を棚に並べておくだけで商売が成り立っていました。 いわた書店の外観。ロゴは岩田さんが子どもの頃に先代であるお父さんと一緒に考えたもの しかし、砂川の町は炭鉱で発展した町です。炭鉱が閉山して徐々に人口が減り、街の活気が薄れていくと、書店も小規模なところから閉店が続くようになったんです。そういった状況で小さな書店にできることは、お客様一人一人の顔を思い浮かべながら本を仕入れることだと考え始めました。 2006年に、高校の先輩から「このお金で自分が読みたくなるような本を選んでよ」とお金を渡される機会があったんです。その先輩は忙しい人で、本は好きなのに書店に通ってじっくりと選ぶ時間
19歳――まだあどけなさを残しているような、けれどもたくましさが覗きはじめる伸び盛りの年齢だ。ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』(=レ・ミゼ)のオーディションに一発合格した三浦宏規は、最年少で青年マリウス役を演じる。クラシックバレエ、2.5次元舞台の世界で目覚ましい活躍を見せてきた彼が、新しい環境でどんな成長を見せるのか――。 ミュージカル界には、知る人ぞ知る魅力的な存在がまだまだいっぱい! そこで、ライブドアニュースでは、「ミュージカルの世界」特集と題して、今注目の、ミュージカル界の逸材たちをご紹介する。撮影/笹井タカマサ 取材・文/片桐ユウ 制作/アンファン 「ミュージカルの世界」特集一覧後先考えずに突っ走るところは、マリウスと似ている2019年4〜5月帝国劇場にて上演されるミュージカル『レ・ミゼラブル』。新キャスト発表記者会見の直後にお話をお聞きしますが(※取材が行われたのは10
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く