与党、4法案の採決強行 本会議採決は先送り2009年11月20日13時42分 印刷 ソーシャルブックマーク 政府が今国会に提出した12法案のうち、与党と共産党の賛成多数で20日未明に衆院を通過した「中小企業等金融円滑化法案」(返済猶予法案)を除く11法案が、同日午前の衆院の各委員会で相次いで審議入りした。自民、公明両党が欠席する中、厚生労働委員会でのインフルエンザ対策特別措置法案など4法案を可決したが、わずかな審議時間での採決強行に反発する野党側に配慮し、与党は11法案の衆院本会議での採決は24日以降に先送りする方針だ。 与党は20日中に日本郵政などの株式売却凍結法案を含め計11法案を委員会で採決することをめざしていたが、返済猶予法案に続いて採決の強行を繰り返すことで強引な国会運営のイメージがつくことを恐れ、方針を転換した。 20日午前に開かれた与党の国会対策委員長会談では、同日午後の本会