特に「給油口の位置」に関しては、初心者だけでなく、ベテランでも慣れていない車だと厄介。給油口はほとんどの場合、車体側後部(後部座席のドアの後ろ)にあるが、車種によって右側(運転席側)にあるか、左側(助手席側)にあるか違う。ガソリンスタンドで「あれ? どっち側だっけ?」と迷ってしまう。 筆者が昔乗っていた車は左側だったが、今乗っている別のメーカーの車は右側だ。 メーカーごとでどちら側か決まっているのかというと、「統一されておりません」(トヨタ自動車)、「右側に統一」(日産自動車)と方針はメーカーによって異なる。ただ、統一しない場合も「生産時の効率の為になるべく同じ側に。右側の車種と左側の車種とでは、異なる工場で生産」(スズキ)と給油口の位置に無頓着なわけではないようだ。 では、給油口の位置はどのように決定されるのだろうか。 そもそも給油口とマフラーの距離は法規で定められており、給油口の位置は