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2012年9月6日のブックマーク (2件)

  • 「東京」という幻想、「地方」というまぼろし - デマこい!

    最近の小学生は、魚が切り身のまま海を泳いでいると信じているらしい。夏目漱石は田んぼを指さして「あの青い草はなんだ?」と友人に訊いたという。都会の人間はジャガイモやカボチャの花を見分けることができず、田舎の人間には地下鉄の乗り方が分からない。私たちは自分の生活の範囲内でしかモノを考えられないようだ。 かくいう私も、人のことを笑えない。 20代になるまで「地方」の存在に無頓着だった。ファスト風土とか国道カルチャーとか呼ばれる世界があることを知らず、生まれ育った多摩地区のような住宅街が、どこまでもどこまでも広がっているのだと信じていた。もちろん旅行や合宿で、田舎を訪ねたことはある。しかし、それはディズニーランドと同じような非日常の経験にすぎず、その土地にも“日常”があるということを(頭では解っていても)どうしても呑み込めなかった。 私が青春を過ごしたのは立川だ。クラスのみんなは、自分たちのことを

    「東京」という幻想、「地方」というまぼろし - デマこい!
    antonian
    antonian 2012/09/06
    すごく小さいうちの島は本土からみると立派に田舎なんだが、島内に都会と田舎がある。最近街行ってないなぁとか、うちは田舎だから停電の回復遅い、などと会話してる。そして海の向こうに浮かぶ沖縄本島はまぶしい
  • 日本の「えらい人」は日経新聞を捨ててSF小説を読んでください - デマこい!

    「この国には何でもある。ただ希望だけがない」と村上龍が看破したのは1998年のことだ(※1)。明治維新から太平洋戦争開戦までの時代、日は欧州の列強諸国を追いかけていた。敗戦からバブルまでの時代、日アメリカの繁栄を追従していた。日人にとって、欧米諸国は目指すべき「未来」であり「希望」だった。ところが80年代に日経済は絶頂を極め、目標地点を通り越してしまった。「希望」にすべき対象を失った。 そしてバブルが崩壊し、現在、世界でも例を見ない少子高齢化社会へと突き進んでいる。日の未来を占うような「実例」が、いまの地球上には存在しない。こうして「何でもあるが希望だけがない」という社会が完成した。日人は、自分たちの力で「未来像」を作らなければいけないのだ。 ところが今の日の「えらい人」には、それができない。 なぜ日の伝統的メーカーは「エラい人のキーワードでモノつくる構造」を早くやめられ

    日本の「えらい人」は日経新聞を捨ててSF小説を読んでください - デマこい!
    antonian
    antonian 2012/09/06
    ははは。紹介されたSFって、今の50歳前後の本読みの中では当たり前の教養本で、こじらせてオウム行っちゃう馬鹿とかいるみたいな・・・いや、待てよ?もしかしてこの記事は30年前に書かれたのかもしれない。