10月に東京ビッグサイトで開催される「国際航空宇宙展」に、イスラエルの軍需大手や、イスラエルに武器を輸出する欧米企業が多数出展する予定だとして、主催する「日本航空宇宙工業会」にそうした企業の参加を禁止するよう求める声が上がっている。 オンライン署名の呼びかけ団体などが9月10日、参議院議員会館(東京・千代田区)で記者会見を開き、「展示会の海外ブースは事実上の武器見本市だ」と批判。パレスチナ自治区ガザ地区などへのイスラエルによる攻撃が続く中、「『死の商人』たちに商機を与えることは許されない」と訴えた。 国際航空宇宙展は、国内外の企業や政府機関などが集まる日本最大級の航空・宇宙の総合展示会で、1966年に初めて開催された。 主催団体である日本航空宇宙工業会は、航空機やロケット、人工衛星などの開発・製造、貿易に関わる約130の企業が会員になっている。 展示会の開催は、2018年(東京)以来6年ぶ