東京メトロは13日、銀座線渋谷駅のホーム移設工事に伴い、11月5~6日と19~20日の計4日間、渋谷-表参道と青山1丁目-溜池山王を始発から終日運休すると発表した。運休区間以外は折り返し運転し、並走する半蔵門線など他の路線で振り替え輸送する。 渋谷駅は混雑緩和や安全性向上のため、ホームを約130メートル東に移設する工事を進めており、東京五輪・パラリンピック前年の平成31年に使用開始の予定。 現在は乗車用と降車用の2つのホームに分かれているが、移設後は一つにして幅も7メートルから12メートルに広げる。ホームドアを設置して安全性を高め、JRの改札口までの段差をなくし、バリアフリーにも配慮した。 渋谷駅はJR東日本も改良工事を進めており、現状は約350メートル離れている山手線と埼京線のホームを隣り合わせにするほか、コンコースを拡充して混雑緩和や利便性向上を図る。