2019年春、坂本龍一はニューヨークの自宅の裏庭にピアノを置き、風雨にさらしたままにして、ピアノがどのように自然に還っていくかを観察し始めました。ピアノは数年後、ニューヨーク州北部に住む友人のアーティストの庭に移されました。最初に置かれてから5年後の2024年4月に、このピアノを撮影した写真が坂本龍一のSNSアカウントで公開されています。
エイドリアン・ブリュー+トニー・レヴィン+スティーヴ・ヴァイらが80'sキング・クリムゾンを演奏する新ユニット結成 ロバート・フリップ支持 キング・クリムゾン(King Crimson)での活躍でも知られるエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)とトニー・レヴィン(Tony Levin)、スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)、トゥール(Tool)のダニー・ケアリー(Danny Carey)の4人が、1980年代のキング・クリムゾンのアルバム3枚、『Discipline』、『Beat』、『Three Of A Perfect Pair』の楽曲を演奏する新ユニット、Beatを組んだようです。クリムゾンのロバート・フリップ(Robert Fripp)が自身のSNSアカウントに、このユニットについて投稿しています。 英Prog誌によると、ネット上ではここ数日、この新ユニットの発表と思
ザ・ダムド(The Damned)が3月中旬に行うジャパン・ツアーのために、すでに来日しているキャプテン・センシブル(Captain Sensible)。Suicaを使って東京観光を楽しんでいるようで、東京で「奇妙な形をした建造物を見つけた」とSNSで報告しています。 以下、キャプテン・センシブルのFacebookページより 「この奇妙な形をした建造物が、トイレに時折浮かぶ何かを連想させると思ったのなら、それは一理あるかもしれないが、実際はモーツァルトやバッハのようなクラシック愛好家が用いる音符や記号を讃えているのだ。そんなくだらないことはもういい。ここでの大きなニュースは、日本に到着したということだ。来週のダムド公演に先立って、主に電車を見たり、大盛りのうどんと天ぷらに舌鼓を打ったりして過ごしている。明日はSuicaトラベルカードでどこまで行けるかな。みんな見てね、カンパイ!」
元クラフトワークのカール・バルトス、コンピューターはクラフトワークの音楽プロセスに悪影響を与えたと振り返る クラフトワーク(Kraftwerk)に1975年から1990年まで在籍したカール・バルトス(Karl Bartos)は、クラフトワーク時代について「コンピューターがあれば、創造性を発揮する時間が増えるという考えだったが、それは正反対だった」と語り、コンピューターはクラフトワークの音楽プロセスに悪影響を与えたと、MusicRadarのインタビューの中で振り返っています。 「クラフトワークでは“マン・マシン”というコンセプトがあった。これはフリッツ・ラングの映画『メトロポリス』からのものだけど、僕たちは(昔は)部屋でお互いの目を見て、一緒に演奏していた。僕たちのコミュニケーションを音楽にしたんだ。転機となったのはデジタル化で、クラフトワークが組織になったとき、僕たちは現代的ではなくなった
XTCのアンディ・パートリッジ「人は偉大なプレイヤーにも偉大なソングライターにもなれるが、その両方にはなれない」 XTCのアンディ・パートリッジ(Andy Partridge)は、XTCをギターバンドだとは思っていないという。理由を米Guitar World誌の新しいインタビューの中で語っています。また「人は偉大なプレイヤーにも偉大なソングライターにもなれるが、その両方にはなれない」という自論も語っています。 「XTCのアルバムの中で、ギタリストとしてのあなたを最もよく表しているのはどれか?」と尋ねられたパートリッジですが、「それは難しいね。僕は自分をギタリストだとは思っていないから」と答えます。「XTCをギターバンドだとは思っていないのですか?」と尋ねられたパートリッジはこう答えています。 「XTCは派手じゃないから、多くの人は“彼らはポップ・ソングをやっているんだ”と思っている。その通
639年かけて演奏されるジョン・ケージ作「Organ2/ASLSP」。2年ぶりにコード・チェンジが現地時間2月5日に行われました。オルガンにもう1本パイプを追加して新しい音を作り出しています。 「Organ2/ASLSP(As Slow as Possible = 可能な限り遅く)」は、ジョン・ケージが作曲したオルガンまたはピアノのための楽曲。(事実上、演奏時間は無限なため)世界最長の演奏時間を持つ作品の一つで、「世界で最も遅い音楽」とも呼ばれています。 2001年からドイツのハルバーシュタットのブキャルディ教会で639年かけての演奏が開始されました。1年半の沈黙から始まり、最初の音が鳴り響いたのは2003年のことでした。特別に作られたオルガンで演奏されているこの曲は、2640年まで演奏が続けられる予定です。 コード・チェンジは今回が16回目。前回の2022年2月から教会内で聴かれてきた6
テクノユニット、O.M.Y.(Oriental Magnetic Yellow/ヨミ:オリエンタル・マグネチック・イエロー)。当時ナムコに在籍していたゲーム音楽作曲家たちで結成されてから2024年で30周年を迎えます。これを記念して彼らの6作品がリマスター再発決定。ゲーム音楽専門レーベルCASSETRONから3月20日発売 以下、コメントはインフォメーションより ■『SONIC SKATE SURVEYOR』 シンセサイザーと麻雀卓を囲んだ1st『SONIC SKATE SURVEYOR』は、あのバンドのパロディは控えめに、こんな方向性もあったかもしれないという進化を体現したシリアスな1枚。 <収録曲> 1. VOLLEY 2. MUD MORNING 3. PUNISHMENT 4. EAST WEST 5. GAIA TERMINATION 6. FAMILY PLANS 7. RAD
2023年に亡くなった著名人たちが登場するビートルズ『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』風のトリビュート・アートワーク。新しいアップデート版である最終版が公開されています。 このアートワークは、英国のアーティストであるクリス・バーカーが手がけた作品。クリスは2016年より、その年に亡くなった著名人たちが登場する『サージェント・ペパーズ』風のトリビュート・アートワークを毎年公開しています。 2023年版は音楽関連ではジェフ・ベック、高橋幸宏、坂本龍一、トニー・ベネット、ティナ・ターナー、シェイン・マガウアン、シネイド・オコナー、バート・バカラック、デヴィッド・クロスビー、ロビー・ロバートソン、ジェーン・バーキン、アストラッド・ジルベルト、ハリー・ベラフォンテ、ジャー・シャカ、ロドリゲス、ザ・スミスのアンディ・ルーク、レーナード・スキナードのゲイリー・
XTCのメンバーであったアンディ・パートリッジ(Andy Partridge)、コリン・モールディング(Colin Moulding)、デイヴ・グレゴリー(Dave Gregory)、テリー・チェンバーズ(Terry Chambers)の4人が、彼らの地元である英スウィンドンのタブロイド紙Swindon Advertiserの取材に応じました。同紙は4人に、再結成の可能性はあるのかと尋ねています。 スウィンドンには2023年4月、地元のアーティストであるデイナ・バクスターによって描かれた壁画が誕生しました。この壁画はXTCのアルバム『Drums and Wires』のジャケット・カヴァーを描いたものです。同紙によると、この壁画のことは4人全員知っており、特にグレゴリーは実際に見に行って、その前で写真を撮ってもらったこともあるそうです。 Dave Gregory went to visit
ニュージーランドには、お金の代わりにエレキギターの腕前で支払いができるビールの自動販売機がある。自動販売機に搭載されたAIが認めた優秀なギタリストには、おいしいビールを無料で提供します。 この自動販売機は、ニュージーランドのビール会社Panhead Custom Alesが開発したもので、ニュージーランドの首都ウエリントンにあるバーに設置されています。 この「Slay To Pay自動販売機」には、カスタマイズされたエピフォン・エクスプローラー・ギターが搭載されており、AIアルゴリズムを使ってプレイヤーの能力を評価します。見事合格すると、冷たい缶ビールがもらえます。 Panhead Custom Alesのブランド責任者であるレベッカ・シンクレアは米Guitar World誌の取材に応じ、こう説明しています。 「これは基本的に、大人のためのパワーアップした(音楽ゲームの)ギターヒーローです
2023年に亡くなった著名人たちが登場するビートルズ『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』風のトリビュート・アートワークが公開されています。 このアートワークは、英国のアーティストであるクリス・バーカーが手がけた作品。クリスは2016年より、その年に亡くなった著名人たちが登場する『サージェント・ペパーズ』風のトリビュート・アートワークを毎年公開しています。 2023年版は音楽関連ではジェフ・ベック、高橋幸宏、トニー・ベネット、ティナ・ターナー、シェイン・マガウアン、シネイド・オコナー、バート・バカラック、デヴィッド・クロスビー、ロビー・ロバートソン、ジェーン・バーキン、アストラッド・ジルベルト、ハリー・ベラフォンテ、ジャー・シャカ、ロドリゲス、ザ・スミスのアンディ・ルーク、レーナード・スキナードのゲイリー・ロッシントン、テレヴィジョンのトム・ヴァーレ
英国唯一の「レコード・ホテル」を特集 5万円分のレコードを購入すると2万7000枚以上のレコードが揃っている倉庫に無料で宿泊 英国には、レコードショップの倉庫に泊まれる「レコード・ホテル」があります。約5万円分のアナログレコードを購入すると、2万7000枚以上のレコードが揃っている倉庫に無料で泊まれるというもので、宿泊客のほとんどは一晩中起きているのでチェックアウトの時間は寝不足だという。英ガーディアン紙が特集しています。 このイギリスで唯一だという「レコード・ホテル」の店名は「Vinyl Pimp」。ここでは、宿泊客が250ポンド(約4万7千円)以上のレコードを購入すると、あらゆるジャンルの音楽が揃っているというロンドン東部の倉庫に無料で一泊できるというユニークな提案を提供しています。追加の宿泊客にはさらに100ポンドが加算されます。 店内には、中2階のベッド、快適なソファ、そしてレコー
騒音問題にピンポン玉が役立つことが判明したという。科学者によると、ピンポン玉にいくつかの改良を加えることで、この軽量のプラスチック球が、主に低周波騒音に効果的な吸音材として機能することがわかったそうです。 リール大学とギリシャのアテネ国立工科大学による共同研究チームは、ピンポン玉をヘルムホルツ共振器(※騒音を下げることを目的として、自動車用エンジンの吸気系、建物の壁材などに幅広く使われている)として利用した音響メタサーフェス(人工構造体)を作り上げました。 研究著者のRobine Sabatはメディアリリースでこう述べています。 「ピンポン玉はよく知られた日常的なもので、世界中にたくさんあります。私たちの動機は、このような簡単に手に入るものを使って低周波絶縁パネル構造を作ることでした。ピンポン玉は、低コストとリサイクルの可能性の両方において、音響絶縁材の経済的な代替品となるものなのです」
Gibson Pre-'70s Amp and Pedal Blueprints (Image credit: Mat Koehler / Instagram) ギブソンは、同社とそのサブブランドが1970年以前に製造したギター・アンプやエフェクターの設計図、回路図、オリジナル・マニュアルを大量に発見。いずれも失われたと思われていたもので、eBayに出品されているのを見つけて、同社はすべて回収しています。 同ブランドのマット・コーラー製品担当副社長は、これらの資料が再び手元に戻った経緯をSNSで語っています。 「ギブソンに勤めている間、私は幸運にも歴史的なアーカイブの保存と整理を手伝い、ずっと昔に行方不明になっていた歴史的な文書や遺物を取り戻すことができました。 最新の発見は信じられないものです。手短に言えば、1936年から1969年までのギブソン・ブランドのアンプとエフェクターのアーカイ
スイスには、直径12メートルの巨大なターンテーブルがあります。円形の交差点の一種である「ラウンドアバウト(環状交差点)」の交差点中心に設けられた中央島をターンテーブル風にデザインしています。 このラウンドアバウトは、スイスの中央からやや西に位置するベルン州の町リスにあります。関係者によると、最初のアイデアは、グラフィティアートを施した貨物コンテナを設置することで、もうひとつのアイデアは、中央に特大のマイクを置くことだったという。最終的にターンテーブルのデザインが採用され、ベルン州土木局によって、2019年5月に完成しています。 ラウンドアバウトの総直径は12メートルで、レコードの部分だけでも10メートルあります。側面には800枚の銀色の金属ワッシャーが取り付けられています。 映像あり
楽曲を、それを聴いていた人の脳の電気的活動を解読することで再構成することに成功。初めての例として、聴いていた人の脳の記録から再構築されたピンク・フロイド(Pink Floyd)の楽曲が公開されています。 カリフォルニア大学バークレー校の神経科学者たちは、協力者がピンク・フロイドの「Another Brick In The Wall (Part 1)」の3分間の断片を聴いている間、脳の領域の電気的活動を記録しました。それを人工知能ソフトウェアを使って、脳の記録から曲を再構築することが成功しています。これは、頭蓋内脳波記録から曲を再構成した初めての例です。 ●聴いていた人の脳の記録から再構築されたピンク・フロイドの楽曲 ●今回の研究のイメージ画像 この研究は、カリフォルニア大学バークレー校の上級計算研究科学者であるルドヴィク・ベリエ博士が主導しました。この研究は、音楽の認知プロセスの理解に光を
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