今回のテーマは ポール・マクリーン博士の 3つの脳の層構造「三位一体脳」論 について紹介します。 キリスト教においては、 トリニティ(Trinity) という概念で 「父なる神」と 「その子、イエス・キリスト」 そして「聖霊」の三つが 一体であり、唯一の神であるとする 教えがありますが、 実は私たちの脳も 三つの層で一体化している という概念があるのです。 これまで脳を右脳、左脳と横断的に 左右に分けて見てきました。 しかし、実際に脳は 左右だけでなく 垂直にも分かれているのです。 人間の脳は進化に合わせ 三つの層に分かれるのですが、 1973年に、イエール大学の ポール・マクリーン博士 という人が脳を三分割に分け 「三位一体脳」 という用語を新しく作りました。 脳は三層から成り立っている まずここで、 一方の手で「握りこぶし」を 作ってみて下さい。 さらに次に、もう一方の手で、 上から握