大畠章宏氏 民主党の海江田万里代表は25日、辞表を提出した細野豪志幹事長の後任に大畠章宏代表代行(65)を充てる方針を固めた。26日の両院議員総会に提示し、承認が得られれば、ただちに交代させる。細野氏の辞任は8月末の予定だったが、前倒しして人事を刷新し、体制の立て直しを図る。 海江田氏は当初、参院選の総括をしたうえで細野氏の辞表を受理する予定だった。だが、細野氏が参院選投開票日の21日にみんなの党の江田憲司幹事長らと野党再編で意見交換し、23日の党役員会で「9月の代表選実施」を主張したことに対し、党幹部は「海江田降ろしだ」と反発。細野氏自身も24日、海江田氏に早期交代を直訴したことから、辞任を前倒しすることにした。 大畠氏は衆院茨城5区選出で当選8回。旧鳩山グループで海江田氏に近く、民主党政権では国土交通相や経済産業相を務めた。日立製作所で原発プラントの設計に携わったこともあり、野田