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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (24)

  • 『欧州教育制度のチューニング』明石書店 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    明石書店より、フリア・ゴンサレス、ローベルト・ワーヘナール編著、『欧州教育制度のチューニング ボローニャ・プロセスへの大学の貢献』をお送りいただきました。 http://www.akashi.co.jp/book/b100007.html ボローニャ・プロセス、って聞いたことある人はどれくらいいるでしょうか。これは職業教育訓練に関するコペンハーゲンプロセスと並んで、EUレベルの教育訓練政策の軸をなす政策プロセスの一つです。 高等教育における質保証の向上をめざして、欧州各国の教育制度と学習プログラムのチューニング(調和)を図るプロジェクトの報告書。学習成果を評価し、コンピテンスを開発・育成する観点から、学位プログラムを再設計・開発するための基準やツールを提示する。 「質保証」って、例の日学術会議でだした答申の話の流れにもつながりますね。 別添資料2の「カリキュラム評価のためのチェックリスト

    『欧州教育制度のチューニング』明石書店 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    chicane_rider
    chicane_rider 2012/03/01
     「チューニング」って発想が日本にはないだろうな。そもそもチューニング可能なものとも考えていなさそう。
  • 「マージナル大学」の社会的意義 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    JILPTの『日労働研究雑誌』9月号が出ました。まだJILPTのHPにアップされていないのですが、特集は「若者の『雇用問題』:20年を振り返る」です。 この特集とくれば当然小杉礼子とくるわけですが、その他にも苅谷剛彦さんの提言、奥野寿、児美川孝一郎、居神浩、朴弘文の諸氏の論文、橋口昌治さんの紹介、関口倫紀さんの投稿論文がならんでおり、書評まで熊沢誠氏による小杉礼子『若者と初期キャリア』ととり揃えています。 順次紹介していきたいと思いますが、読んで一番ショッキングだったのが(といいながら、実はこれはかなりの程度紹介用の修辞ですが)、居神浩さんの「ノンエリート大学生に伝えるべきこと-「マージナル大学」の社会的意義」という論文です。 居神さんは田由紀流の「レリバンス」論に対して、 >現在「マージナル大学」の教育現場を覆っているのは、教育内容のレリバンス性を根的に無意味化する構造的圧力である

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    chicane_rider
    chicane_rider 2011/07/29
    いやあ,頭が痛くなるね。
  • 結婚を諦めている原発作業員 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ニフティニュースから、もとは英紙インデペンデントの記事のようです。 http://news.nifty.com/cs/headline/detail/yucasee-20110728-8413/1.htm(福島第一の20代作業員「彼女に仕事は内緒」) >英高級紙インディペンデントに、東京電力福島第一原発で作業員として働く20代の男性「ワタナベ・アツシさん」(仮名)がインタビューに応じ「結婚はあきらめている」と命がけの作業に従事する心境を生々しく語っている。 ワタナベさんは下請企業の正社員として働いており、月給は18万円。現在は昼飯手当として1日1000円が支給されるようになったそうだ。命がけの過酷な作業に従事しているにしては、あまりにも薄給といざるを得ないか。・・・ >そうした作業は終わりが見えず、「結婚はあきらめている。もしも彼女に仕事のことを話したら、将来の健康、子どものこと、色々と心

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    chicane_rider
    chicane_rider 2011/07/28
    これも海外紙かあ。情けねえなあ。
  • 橋口昌治さんの労働経済白書評とその関連ついーと - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    橋口昌治さんがついった上で労働経済白書についてやや手厳しい評を書いています。 http://twitter.com/#!/rodokoyo >遅ればせながら『労働経済白書』を読んだ。自分は『若者の労働運動』で若者の問題を社会に認知させた「運動」として、「若者の労働運動」と日労働研究機構(現在の労働政策研究・研修機構)を中心とした研究者グループや官僚を主体とするものとを挙げた。 >そして正社員にも見られる過酷な労働条件より雇用形態に着目する前者の問題認識と対策の枠組を「若年者雇用問題」と呼び、そこでは「若年非正規労働者(フリーター)を正規労働者へと移行させること,あるいは非労働力化した若者(ニート)を労働市場へと参入させること」が重視されてきたと指摘した。 >白書もその枠組で書かれており、非正規の問題を性別ではなく世代の問題(男性の変化)として捉えている点に「雇用社会」の規範の根強さを感じ

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  • 労働経済白書2011 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今年度の労働経済白書が公表されました。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001i3eg.html 石水さんの白書執筆はついにこれで6回目となります。最近ではぶっちぎりの最長不倒です。 今回の白書は、第2章で「世代ごとの働き方」を取り上げており、いわゆるロスジェネも含めて、1960年代前半生まれ世代から、2000年代後半生まれまで、大体5年ごとの世代に輪切りして、いろいろと分析しているところが世間的には読みどころといえましょう。 >バブルが崩壊した時、まだ就職する前だったか、もうすでに仕事に就いていたか、あるいは、それは若手だったのか中堅だったのか、また、高齢期から引退過程にかかっていたのか。職業人生には、それぞれの局面があり、バブルの崩壊後の時代を、どの年齢で迎えたかは、その後の職業生活に拭うことのできない重大な痕跡を残した。働く人達は、

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    chicane_rider
    chicane_rider 2011/07/08
    「世代別に見た非正規雇用割合」1978年以降生まれのスタート地点が笑えるほど高い。賃金カーブに団塊世代も入れたら暴動起きそう
  • 労使関係から見た労働者の力量形成の課題@『日本社会教育学会紀要No.47』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨年6月に社会教育学会に呼ばれて報告した中身が、その紀要に掲載されました。 先日、広田照幸さんの理論科研に呼ばれてお話ししたときに資料としてお配りしましたが、その時の話はやや違う方向に流れていって、あんまりこれに沿っては喋っていません。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/empower.html >はじめに 多くの人は「教育」を受け、「労働」をして人生を送る。「教育」と「労働」は他の何よりも人々にとってなじみある活動である。そして、「教育」が「労働」の準備であり、「労働」が「教育」の成果である以上、「教育」と「労働」は密接な関係にあるはずである。しかしながら、現実の日社会では、「教育」に関わる政策や学問は「労働」(の中身)にあまり関心がなく、「労働」に関わる政策や学問は「教育」(の中身)を敬遠してきたように見える。正確に言えば、高度成長開始期までは相

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  • OECD『PISAから見る、できる国・頑張る国』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    明石書店より、OECD編『PISAから見る、できる国・頑張る国』をお送りいただきました。ありがとうございます。 http://www.akashi.co.jp/book/b92375.html >PISA調査でトップクラスの成績を収めている国々、そして急速に改善を見せている国々の教育システムについて、その成功の要因を詳細に分析し、「頂点を目指す競争」事業を推進するアメリカ教育改革への教訓を軸に、優れた実践から得られる教訓を明らかにする。 目次は、下記の通りで、 第1章 はじめに:教育システムの分析とPISA調査 第2章 PISA調査の結果から見たアメリカ教育 第3章 カナダ・オンタリオ州:多様性社会における高学力支援改革 第4章 上海と香港:中国教育改革における2つの特徴的事例 第5章 フィンランド:一貫した高成績への緩やかで安定した改革 第6章 日:持続的な優秀さの物語 第7章 

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    chicane_rider
    chicane_rider 2011/06/28
    タイトルが釣りにしか見えない。OECDできるね。
  • ワカモノは怒るべきか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    先日、たたき台についてブログで取り上げた http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-20a9.html(高齢者雇用研の「たたき台」) 高年齢者雇用研究会のほぼ最終報告書案が、厚生労働省のHPにアップされています。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001eu2c-att/2r9852000001eu3t.pdf 現時点では、まだこれでまとまったという記者発表はされていませんので、研究会で出された若干の意見を入れて最終版をまとめるのでしょうが、中身としてはほぼこれでいくということになったもようです。 コメントは最終版が出てからにしようかとも思っていたのですが、労務屋さんがこれにコメントされているのを見て、一応この段階でもひと言だけコメントすることにしました。 http://

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    chicane_rider
    chicane_rider 2011/06/12
    労働者間の対立を生むようなら怒るべきではないと思うけど,そもそもの厚労省の報告書事案が,労働者間の対立を煽ろうとしているようにしか思えない。
  • 中村和雄・脇田滋『「非正規」をなくす方法 雇用、賃金、公契約』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    弁護士の中村和雄さんと労働法学者の脇田滋さんの共著『「非正規」をなくす方法 雇用、賃金、公契約』(新日出版社)をお送りいただきました。ありがとうございます。 版元の宣伝よりも、著者の中村さんのブログの宣伝文句の方を引用しておきますと、 http://neo-city.sblo.jp/article/45422449.html >このたび、脇田滋教授と共著で「『非正規』をなくす方法」というタイトルのを出版させていただくことになりました。税込み1680円です。わが国に広がる正規雇用と非正規雇用の格差を是正していくためにどうしたらいいのか、具体例なども入れて、なるべくわかりやすく提案させていただいたつもりです。 けっして、むずかしい「法律書」ではありません。私が調査したデンマークの制度や脇田教授の調査された韓国の制度の紹介、公契約条例制定など最新の情報を満載しています。 ワーキングプアを生み

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  • 『<若者の現在>政治』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    小谷敏/土井隆義/芳賀学/浅野智彦 編『<若者の現在>政治』(日図書センター)をお送りいただきました。ありがとうございます。 http://www.nihontosho.co.jp/2011/05/post-195.html >若者を覆う閉塞感・生きづらさや「右翼」「左翼」の図式にこだわる若者の潜在的な心理を解き明かし、社会を変える力・未来への希望を探求する! これは、『<若者の現在>労働』の姉妹編で、も一つ「文化」と合わせて3部作になるようです。 労働編については、編者でもある小谷敏さんの論文を取り上げましたが、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-01f6.html(「怠ける権利」より「ふつうに働く権利」を) 今回もまず小谷さんの「若者は再び政治化するか」について。今回も、まことに同感できる文章が書かれています

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  • 「キャリア段位」への連合意見 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    版NVQ、いわゆる「キャリア段位」について検討している政府の「実践キャリア・アップ戦略推進チーム」の「専門タスク・フォース」の5月18日の会合に、「実践キャリア・アップ戦略 基方針」が提示され、メンバーである連合の團野副事務局長が意見を出しています。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kinkyukoyou/suisinteam/TFdai5/siryou3.pdf これは、團野さんの色合いが濃く出ていますが、労働組合の立場からの外部労働市場政策をどう構想するかという課題に対する一つの答えとして、是非よく検討されるべき文書だと思います。 個人的には、一昨年から昨年にかけて、このあたりの議論に若干関わっていたりもしたもので・・・。 >○ 実践キャリア・アップ戦略は、これまで以上に「キャリア」「能力」を評価する社会を念頭においている。近年、産業構造の変化、

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  • 「フクシマ50のヒーロー」を誰が守るのか@宮本光晴 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    水曜日に、わたくしの文章だけアップした『ビジネス・レーバー・トレンド』6月号の東日大震災特集ですが、もうひとり福島原発作業員の問題を取り上げた宮光晴さんの標題の文章から、いくつかの一節を引用しておきます。 どう見ても、こちらの文章の方が魂が入っていますね。 >・・・しかし彼らをヒーローと賞賛すれば済むわけではない。いかに「決死」の作業であったとしても、安全基準を無視していいわけではない。・・・・・・自衛隊のヘリコプターから散水するという素人考えの作戦に対しては、防衛大臣が危険であると抵抗し、かつ出動した隊員にはイラクでの作戦と同様の特別手当が与えられたそうだ。しかし民間企業の従業員には安全の盾となる声は聞こえてこない。・・・・・・・これはもう労働基準監督署の出番である。あるいは組合の出番のはずだ。しかし福島原発の作業員を守る声は一向に聞こえてこない。 >・・・では福島のヒーローにはどの

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  • 典型的な日本型システムの問題点 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    木村幹さんが、一昨日から福島原発の海水注入問題についてついった上でするどい発言を続けています。木村さん自身「典型的な日型システムの問題点」と、今回の問題構造を浮き彫りにしています。 http://twitter.com/#!/kankimura >善し悪しはともかくとして、現場は社も政府も無視して、現場の判断で動いていた、ということか。 >もしも、現場が権限を与えられていないにも拘らず、政府や社のコントロールを離れて動いていたとしたら、仮に結果オーライだとしても、どうだろう。勿論、社や政府が「現場の判断を優先する」という決定をしていたなら、何の問題もないのだが。 >で、組織の論理としては、当然こうなる。QT 日経「福島第1原発・吉田所長の処分検討 東電副社長」 >この先の展開を予測するのは容易かも知れない。社の意向を無視して、注水を継続した所長を擁護する動きがあちこちから上がり、

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    chicane_rider
    chicane_rider 2011/05/31
    責任を取るインセンティブって,あるんだろうか?褒賞的なものと罰則的なものかぁ。
  • 「世代間公平」と「共助」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日、官邸の社会保障改革に関する集中検討会議に、厚生労働省の「社会保障制度改革の方向性と具体策」が提示されました。副題は「「世代間公平」と「共助」を柱とする持続可能性の高い社会保障制度」です。 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/syakaihosyou/syutyukento/dai6/siryou3-2.pdf 最初に経緯、背景、それに東日大震災の課題が書かれていますが、ここではまず何より社会保障制度改革の基的方向を。 第一の柱は「全世代対応型・未来への投資」と称して、「世代間公平」を打ち出しています。 >社会保障を社会の持続可能性の維持、未来への投資として位置づけ、直接的な受益者である高齢世代のみならず、現役世代や将来世代にも配意した全世代対応型の社会保障制度への転換を進めなくてはならない。とりわけ、人々の相互連帯、「共助」を基礎として、あらゆる世代が

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    chicane_rider
    chicane_rider 2011/05/13
    官邸の社会保障改革に関する集中検討会議に、厚生労働省の「社会保障制度改革の方向性と具体策」が提示
  • スペインのニート裁判 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    デーリー・テレグラフ紙の4月27日に、 >Spanish judge orders 25-yr old man to 'leave home and get a job' >スペインの裁判官が、25歳の男に「家を出て仕事に就け」と命令 というタイトルの記事が載っています。 http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/spain/8474191/Spanish-judge-orders-25-yr-old-man-to-leave-home-and-get-a-job.html スペインと言えば、ヨーロッパでも若年失業者や無業者の多いことで知られていますが、遂にこういう裁判が起こされるに至ったようです。 >The man from Andalusia in the south of Spain had taken his parents

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  • ワーク・ライフ・インバランスの原因 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    佐藤博樹・武石恵美子編著『ワーク・ライフ・バランスと働き方改革』(勁草書房 )をお送りいただきました。いつもありがとうございます。 http://www.keisoshobo.co.jp/book/b86730.html さて、佐藤先生編著のワラバラも既にかなりの数に上りますが、書は東大の社研がコンサル会社や民間企業と共同研究してきたプロジェクトの報告です。 >いつでも残業が出来る社員像を前提とした仕組みから時間に制約のある社員像を前提とした仕組みへ。改革の鍵は管理職の職場マネジメントにある。書では、データ分析海外との比較を通じて、日の職場での働き方の特徴やWLB阻害要因を明らかにし、時間意識の高いメリハリのある働き方に転換する為の具体的な取り組みを提示する。 目次は次の通りですが、 はじめに[佐藤博樹・武石恵美子] 序章 ワーク・ライフ・バランスと働き方改革[佐藤博樹] 1 「

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  • 〈シューカツ〉は、終わらない?@『POSSE』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

  • 『社内失業』またはジョブなきメンバーシップ? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『社内失業 企業に捨てられた正社員』(双葉新書)というを見つけたので、さっそく読み始めています。著者は増田不三雄氏で、「社内失業と呼ばれて」というブログを書かれているそうです。 http://d.hatena.ne.jp/shanaineet/ >「希望・早期退職」「リストラ」「派遣・新卒切り」「雇い止め」「内定取り消し」……。長引く不況の中で様々な労働問題が語られてきたが、その中で最近浮かび上がってきたのが「社内失業」。これまで社内失業のような存在は中高年の「窓際族」や、人にやる気がなくサボっている「社内ニート」とされてきた。しかし実際の社内失業者は20代~30代の若い世代で、人にやる気も能力もあるにも関わらず、企業側の事情で仕事を奪われた状態にある。リーマンショック以降の急激な景気の減速で増えた社内失業者の数は600万人とも言われている。彼らは社内外の人脈も仕事上のスキルもないま

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  • それは経団連用語の「主体性」を誤解していますね - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    朝日の記事に http://www.asahi.com/business/update/0207/TKY201102060293.html(「大学生は主体性が足りない」 経団連、企業アンケート) 山のようにぶくまがついていますが http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/business/update/0207/TKY201102060293.html 圧倒的多数のぶくまーのみなさんは、単純に日経団連用語としての「主体性」という言葉を誤解しているだけでしょうね。 これは、大学文学部の哲学科の教授が教えるような意味での、自立した「個」としての絶対的な主体性ではありません。 集団や組織に懐疑の目を向ける唯一者としての主体性ではありません。むしろ、集団や組織と一体化する主体性です。 これは、組織の一員として自分が組織を背負ったつもりで、地位は平社員であ

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  • 絵で見る生活給思想 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日紹介した『世界』3月号ですが、木下武男さんの「反貧困の賃金論」に面白い絵が載っています。 この論文自体は、木下さんが繰り返し論じていることが書かれていますが、 >日人の賃金があがらない。賃金が増えないどころか、小泉「構造改革」以降、日の労働者の賃金は減り続けている。それは、ひろがる貧困と格差のもっとも大きな原因の一つとなっている。なぜ、日人の賃金が上がらないのか。日の賃金体系をどう組み替えていけばいいのか。新しい賃金のありかたと働き方とを構想する。 実は、大変面白いのは、そこに引用されている、今からちょうど30年前の労働組合の春闘用のポンチ絵です。全国商社労働組合連合会の「81春闘のために」というパンフレットに載っているものということですが、男女雇用機会均等法ができる直前の時期、ちょうど一世代前の世の中の常識がどういうものであったのか、大変わかりやすく教えてくれます。 母親と同

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