『THE IDOLM@STER』『アイカツ!』『這いよれ!ニャル子さん』などの印象的な楽曲の数々を手掛けているMONACA所属のサウンドクリエーター、田中秀和氏。その作曲作業に欠かせないツールの一つとしてバーソン・オーディオのConductor V2+を自宅スタジオで導入しているという。一般的に音楽制作現場ではプロ用機器が多用されるが、ご存じのようにConductor V2+はコンシューマー機器である。田中氏はConductor V2+のサウンドやプロダクトにどのような魅力を感じ、仕事道具としての役割を与えることになったのか。その思いを自宅スタジオにて伺うことにした。 岩井 喬氏 (以下、敬称略)音楽制作という形ではいつくらいから意識していたのでしょうか。 田中秀和氏(以下、敬称略) DTMという形では中学生の頃からですね。TV番組で音楽の打ち込みの世界を知りまして、小遣いを貯めて初歩的な