帰国後の生活は「少し退屈」 米陸軍のペレズ・ブラウン・ジュニア特技兵は入隊して3年。これまでに2度、アフガニスタンに派遣された。 アフガニスタンではちょうど23歳の誕生日に、一緒に車列を組んで走っていた別の車が手製爆弾で爆破されるという事件に遭遇。あわやブラウンの車もすぐ前方に置かれた爆弾の上に乗り上げるところだった。「2つ目の爆弾で吹き飛ばされてもおかしくなかった」と彼は言う。 現在、ブラウンは所属する第10山岳師団とともに、ニューヨーク州にあるフォート・ドラムに戻ってきている。米政府はアフガニスタン駐留米軍の撤退を進めており、ブラウンが再度、アフガニスタンに送られることはないだろう。 帰国できたのをうれしく思う反面、ブラウンはアフガニスタンでの緊張と目的意識に満ちた生活を懐かしんでいる。ここは平和だが、少し退屈だと彼は言う。「のんびりした日々が続きすぎて」と彼は言う。 9・11同時多発