米カリフォルニア州ビッグベアの投票所で票を投じる有権者(2016年11月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Bill Wechter 【11月12日 AFP】米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が番狂わせの勝利を収めたことが世界中のニュースを独占している一方で、同じ日に米国の3州で行われた死刑制度の是非を問う住民投票で有権者が制度の復活または存続を選んだことが、死刑廃止論者に衝撃を与えている。 オクラホマ(Oklahoma)、ネブラスカ(Nebraska)、カリフォルニア(California)の3州での住民投票の結果を受けて死刑執行件数が急増する見込みはないが、人権団体らは誤まった方向への一歩だとみなしている。 人権団体「イコール・ジャスティスUSA(Equal Justice USA)」の代表を務めるシャリ・シルバースタイン(Shari Silber