Published 2018/09/10 15:58 (JST) Updated 2021/01/10 15:23 (JST) カネミ油症事件を学ぶ連続講座が8日、五島市内であり、加害企業を訴えた裁判の被害者側弁護士、古坂良文氏(49)=五島ひだまり法律事務所=が講師を務めた。これまで複数の集団訴訟が展開されてきたが、いずれも本格的な救済に結び付いていない。古坂氏は「裁判は万能ではない」とする一方、一連の訴訟が被害者同士や支援者の結び付きを強め、救済運動の流れをつくった意義も強調した。 古坂氏は、診断基準が改定された2004年以降などに認定された市内患者らがカネミ倉庫(北九州市)に賠償を求めた「新認定訴訟」を担当。長期化を避けるため、国や原因物質ポリ塩化ビフェニールを製造したカネカ(旧鐘淵化学工業)は訴えなかった。しかし不法行為から20年間で損害賠償請求権が消滅する民法の「除斥期間」が適用
自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は14日、党総裁選(20日投開票)に向けた党青年局、女性局主催の候補者討論会後、報道陣の取材に応じ、総裁選で安倍晋三首相、石破茂元幹事長のどちらに投票するか、言及しなかった。数十人の報道陣にもみくちゃにされながら、「真意は、語れば語るほど、伝わらなくなる。今回はそういうケースだと思います」と述べた。一問一答は次の通り。 ◆ ◆ ◆ 進次郎氏 今日はすごくよかった。青年局、女性局主催の討論会。私は元青年局長。この討論会は(先輩が)歴史的に勝ち取ったものだ。設定されるまでは、こういう公開討論会はなかった、勝ち取ってくれた先輩方に、あらためてすばらしいものを勝ち取ってくれたと思う。青年局、女性局、学生部が総裁候補者に質問できる。まさに、国民政党をうたう自民党だ -投票でどちらを支持するか、この日の討論会が判断材料として、100%になったか 進次郎氏 真意は、語れ
韓国南東部、慶尚南道巨済(キョンサンナムドコジェ)で14日、文在寅(ムンジェイン)大統領らが出席して、韓国が独自に開発した最新型潜水艦「島山安昌浩(ドサンアンチャンホ)」の進水式があった。韓国初の3千トン級潜水艦で、韓国メディアによれば、射程約500キロ以上の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を装備し、2020年1月に実戦配備される。 同艦は全長83・3メートル、幅9・6メートル。韓国はこれまでドイツの技術協力を受け1200トン級と1800トン級の潜水艦を建造してきた。3千トン級潜水艦は通常動力型潜水艦としては大型で、現時点で本格運用しているのは日本などわずかな国にとどまる。 軍事専門家の間では、同艦について、北朝鮮の核・ミサイル攻撃があった際の報復攻撃を担うとの見方が出ている。一方、韓国が近年配備したイージス艦や揚陸艦などと同様、日本の海上自衛隊の装備に対抗したとの声も出ている。(ソウル
中国が軍事拠点化を進める南シナ海で実施された海上自衛隊の潜水艦による「極秘訓練」。安倍政権の「自由で開かれたインド太平洋戦略」の一環で、中国による一方的な現状変更に歯止めをかける狙いとみられるが、洋上の緊迫は高まっており、軍事的衝突をどう回避するかが課題だ。 南シナ海は日本の海上交通路の要衝で「死活的に重要な海域」(村川豊海上幕僚長)だが、弾道ミサイルを発射できる中国の原子力潜水艦の拠点にもなっている。自衛隊幹部は、「ここでミサイル原潜の動きを封じ込めないと、バシー海峡を通って自由に太平洋に進出できる状態となる。日米両国に重要な太平洋の安全保障に極めて大きな影響がある」と話す。 このため、防衛省は対中国で連携できる国を増やそうと、ベトナムやフィリピンなど南シナ海周辺国との連携を強めてきた。海賊対処のためソマリア沖に派遣された海自の艦艇が往復時に立ち寄って共同訓練をしたり、親善訪問や能力構築
防衛省が海上自衛隊の潜水艦を南シナ海へ極秘派遣し、東南アジア周辺を長期航海中の護衛艦の部隊と合流させて、13日に対潜水艦戦を想定した訓練を実施したことが分かった。海自の対潜戦訓練は通常、日本の周辺海域で行われており、中国が軍事拠点化を進める南シナ海に潜水艦を派遣して実施したのは初めて。 複数の政府関係者が明らかにした。南シナ海は日本の商船も行き交う重要な海上交通路だが、中国が軍事力を背景に複数の岩礁を埋め立てて人工島を造成し、軍事拠点化や実効支配を強めている。今回の訓練は秘密裏に行われたが、事後的に実施を発表する方向で検討している。公海の「航行の自由」を強くアピールし、中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。 政府関係者によると、派遣したのは海自の潜水艦「くろしお」と、護衛艦「かが」「いなづま」「すずつき」の計4隻。 くろしおは8月27日に海自呉基地(広島県)を出港。東シナ海から台
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