宏観前兆による地震予知を中心に地球や宇宙の話題 私が見聞きして「面白い!」と感じたこと 好奇心のみちびくところ、どこへでも 1783年(天明 3年)の浅間山の大噴火で地中に閉じこめられてしまった人たちが、33年後に救出されたという話です: 33年地中で暮らした人 大田南畝(大田蜀山人)の記した 『半日閑話』 という書物に記載されている 「信州浅間嶽下奇談」 という話だそうです。 閉じこめられた場所が蔵で、米が 3000俵、酒が 3000樽もあったので生き延びられたということですが、そんなに大量の物資を保管できるほど大きな蔵が当時あったのか、それらの物資が 33年間も食用に適した状態を保てたのか、呼吸する空気はどこから入っていたのか、などなどさまざまな疑問がわき起こります。 松島榮治シリーズ『嬬恋村の自然と文化』(二十七)に 「信州浅間嶽下奇談」 のもう少し詳しい要約が載っていますので引用し